[国際バラとガーデニングショウ_薔薇の花編] の続きです。
今回の目玉の一つ、フランスのメイアン社さんが
かの不朽の名作、池田理代子さんの「ベルサイユのばら」を
イメージして作ったという薔薇も見てきましたよ
わりと漫画が好きなわたくしの中でも「ベルサイユのばら」は特別な作品です。
子供の頃に読んだ時は、良さがわからなかったのですが
大人になって読み返してみると、あまりの深さにビックリ
それ以来、迷いが出ると読み返す「我が人生のバイブルw」となっています
ベルサイユのばら
剣弁高芯咲きの大輪で、深紅の花です。
わたくしの中では、それぞれのキャラクターにカラーがあって
オスカル様は輝くようなホワイト
アントワネット様は華やかなローズピンク
フェルゼン様は(以下略w)
脇なのですが・・・わたくしの一押しキャラ、ロザリーはベビーピンクですww
作品全体のイメージから考えると、やっぱり深紅なのですね。
残念ながら、花がちょっと開きすぎのようでした。
それでも、開期に合わせて咲かせたのだろうなぁという
育ててくださった方々の「熱い気持ち」を感じましたよ
年数を重ねて株が充実してくると枝も太り
花が垂れなくなるのだろうなと思います。
同じメイアン社さんの黒薔薇、ブラックバッカラに似ているなと思いました。
こちらは、色が黒赤で半剣弁咲きなので、すこぉしだけ丸いつぼみですが
ベルベットのように重厚で、高級感のある花弁がなんとも上品なんですよ。
ブラックバッカラの上品さを持ちつつ、鮮やかながら深い赤色
そしてよりつんっととがった形であったろう花
まさに誇り高き人々の人間模様が壮大なスケールで描かれる
「ベルサイユのばら」にぴったりだなと思いました
ファンとしては押さえておきたい看板(マウスオーバーorクリックで拡大)
原作者 池田理代子さんからのメッセージ(マウスオーバーorクリックで拡大)
池田さん、ますます若くお美しくなっていらっしゃるような?
メッセージの中でも触れられていますが
フランスのメイアン社さんが「ベルサイユのばら」を作ったというところに
価値があるのだと思います。
たくさんの人に愛される、華麗で美しい薔薇を送り出し続けるメイアン社さん
わたくしは購入して育てるまでなかなか至りませんが
メイアン社さんの薔薇は本当にステキで大好きです。
薔薇の本やカタログを見ていて「いいなぁ~」と思う花は
メイアン社さんかデビットオースチン社さんのものが多いです。
ああっ、横道にそれた・・・
会場には、イラストパネルの展示も(マウスオーバーorクリックで拡大)
どれも作品を象徴する名イラストばかりです。
わたくしは、どのイラストもお話のどのシーンか言えるよ~
まぁ、この解説をすると長くなるので割愛(自粛)です。
一瞬「えっ、原画の展示?」と思ってしまうようなクオリティで
最近の印刷技術は、ほんとうにスゴイのだなぁと思いました。
ベルばらといえば欠かせない、宝塚のお衣装も展示されていました。
オスカル様の長靴が無くて残念。赤は近衛時代の平服だったかな?礼服は白だった気がする。
アントワネットさまのドレスは夜会服?お衣装の解説を読み逃したみたいです。
宝塚のベルばらは、TVでしか見たことがないのですが
いつかは舞台を拝見してみたいものです。
最後に花のアップを1枚
メイアン社さんの薔薇を扱う京成バラ園さんでは、
すでに新苗が売り切れのようです。
しか~し、5月26日(土)の10時から大苗の予約販売が始まるようですよ。
お届けは、10月下旬からだそうですが、大苗の方が育て易いはずなので
大きくなるまで、京成バラ園さんで育ててもらうのもいい方法かなと思います。
広いテラスやお庭をお持ちで、ベルばらを愛するアナタ
ぜひ、育ててみてくださいませ
わたくしも場所があれば育ててみたいと思える
とても華麗で美しい(はずの)薔薇だと感じました
[国際バラとガーデニングショウ_その他いろいろ編] に続きます。