またまた精密検査_アロマテラピーの思い出30 | Colorful life.~スタンピンアップと手作りカード

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[またしてもD?!_アロマテラピーの思い出29] の続きです。
(2年ほど前の話です。)

アロマテラピーインストラクター養成講座へ通っている頃
乳がんの疑いで精密検査をすることになりました。

$Colorful life.~ハーブやアロマと手づくり生活~-ローズマリーイメージ

前年に手術をした子宮頸がんの検査で病院へ行く予定があったため
同じ日に乳がんの精密検査もやってもらおうと考えました。

乳がんの精密検査は「初診」の扱いになるので
診察の始まる時間より早く病院へ出向きます。
2時間くらい待った後、診察室に入ると
お部屋にいらっしゃったのは、乳腺科の教授先生でびっくり!

「ええっ~?、わたくしのような疑い患者が
お忙しい教授先生に見ていただいていいのだろうか?
先生はもっと難しいケースを見なくてはいけないのでは?」と
恐縮してしまいます。
もしかしたら昨年のことがあるため
「万が一」のために病院側のご配慮だったのかもしれませんね。

お名前だけは講演会の案内などで
ときどき拝見していたのですが、お目にかかるのは初めてです。
さまざまな取り組みと実績で、
その世界では有名な方でもあり、なんだか緊張してしまいます。

一般にイメージするような
「偉い先生は怖い」という印象は全く無く、
元気いっぱいで明るく、優しい雰囲気を持った方でした。

挨拶をすると
「昨年の今年で大変だったね。さぞかし心配したことでしょう」と
暖かい言葉をかけてくださいます。

まずは、健康診断の機関で借りてきたフィルムをご覧になり
所見をお話くださいます。

確かに石灰化があるけれど、良性の可能性が高いですね。
健康診断では「疑わしいものは引っ掛ける」のが基本なので
「念のため」ということで、要精密検査になったのでしょう。
私の経験では、これはたぶん大丈夫ですよ。心配しなくていいからね。

画像が不鮮明なこともあり、正確な診断ができないので
念のために今日もマンモと超音波の検査をしましょう。
検査はすごく込み合っていて、ずいぶん待つと思うけど、がんばれるかな?
今日の検査結果をお話しますから、3日後にまた来てください。

・・・と心が軽くなるような診察をしてくださいました。

看護師さんは、午後に予約してある
腫瘍外来の診察(子宮頸がんの術後検査)に間に合うように、
込み合っているけれど少しでも早く検査をしてもらえる裏技を
こっそりと教えてから送り出してくれました。

いつ来ても「すっごく待つ」けれど
どなたも心のこもった応対をしてくれる病院です。
遠くからもたくさんの患者さんが集まる理由がわかります。

感じのよい検査技師さんの渾身の技で
「漏れの無い」ような画像撮影をしてもらいます。
腫瘍外来の診察も終わったときには、すでに夕方になっていました。

今日はまるまる1日検査に費やしてしまったけれど
やっぱりこの病院で検査をしてもらってよかった。
この感じだとたぶん大丈夫だろう。

この日1日持ち歩き、手の汗でしんなりとしている
インストラクター講座のテキストを抱えなおして
すがすがしい気分で病院を後にしました。


[やっぱりシロだった_アロマテラピーの思い出31] に続きます。