Debussy 二つのアラベスク 1番、2番
ミュシャを取り上げて私は、思わぬ産物と遭遇してしまった。
今迄書いてきた、私の記事は、凄いところに到達していきその関連性を
体験を持ち、そこに到達したのか！
アラベスク「芸術の真髄」
たいていの方は、そんなに難易度が高くない曲に何故興奮してるのか？
そんな感じでしょう。ですから、先生は日本のシステムに乗らず
フランスへ渡りなさいと言ったんだと思う。
私は、日本のシステムに乗れないと先生は、思われたんだ。
ドビュッシーは、「アラベスク」について
藝術のあらゆる様態（モード）の根底[装飾性]のある原理がバッハの譜面に視られる。
最初期の人達は、パレストリーナ、ヴィクトリア、オルランド・ディ・ラッソなどは、
聖なるアラベスクを用いた。グレゴリア聖歌のなかにも見出した。
その脆い組み合わせ模様を対位法でとらえた。
バッハの音楽は、旋律の性格ではなく曲線である。
そして平行した動きだ。それらの線の出会いが偶然でせよ必然でせよ
感動を誘う。装飾的な構想に音楽は、公衆が感銘を受け心象をいだくように
はたらきかける機会ごとき確実さをもたらす。
なにか自然でないもの、人工的なものがあるかのように考えないでください。
どこまでもその逆で楽劇な人間の叫びよりも真実なのである。
音楽は、高貴さを保ち、音楽が大好きだと言われる人達に得有な感傷癖があれこれ
もちだす要求にこたえるための妥協や譲歩はない。
「ドビュッシー音楽論集」より
ドビュッシーはパリのカフェで「アール・ヌーヴォー」と出会っていたのでしょう。
唐草模様と曲線美
まさにアルフォンス・ミュシャの美しい女性像が良く似合います。
アラベスク模様は、モスクの壁面装飾に見られるイスラム美術の幾何学的文様です。
ムスリムにとり、可視的物質世界を超えて無限のパターンを構成します。
これは、唯一神 アラーの創造の象徴です。アラベスクの原型は、ユークリッド幾何学
である。ピタゴラスが体系化しております。ピタゴラスは音楽を数式で表しました。
アラベスクには二つのモードがあります。
アラベスク1番は、唐草模様植物や動物的な性格。これは母性を含む（アラート女神）
アラベスク2番は、幾何学的、土、空気、火、水の四大元素を象徴とします。
それに加えて装飾美です。
まさに、森羅万象な音楽観があります。これらを飲み込んで
私は弾きこなしたかったのです。これだけを追求することにも
年齢や体験がいります。ですから、私は一曲を仕上げるのに凄く時間が
かかっていたんです。コンクールで次から次へと課題曲を追う
ことができなくてこれもすごく長い時間をかけたと思います。
アラベスクは、美術と科学で数学的に正確。美的に喜ばせるのは、
数式か！「美」は普遍性がありそれが幾何学模様となるのが、やはり宇宙からの
暗号なのでしょうか？私は、人は「大いなる美」を知っている、それは
誰もが内に持つので誰もが共通して「美」を感じる。そこに好き嫌いはあっても
そこが知りたいのです。精神世界と物質世界との間に差異はないとしたら、
「秘密のヴェール」神へ到達する秘密の暗号があるのか！
ミュシャにもアラベスクがございます。
これは、箱根の彼との思い出の寄木細工。
私は、象嵌家具も好きで、フランスから家具職人を
呼び学びました。
これは、笑わないでくださいね。
パリのヴァンヴーという蚤の市で、2万円もして買いました（笑）
見てください、これに六芒星がありますよね？
これはムスクですね。
有田焼みたいなタイルが貼られてます。
何故か欲しくて。。。。
今、考えますと
中学の頃にアラベスクをさらい
その後、ドビュッシーの生家のサンジェルマン・アン・レイに出向き、
サンラザール駅の近くのアパルトマンに住む
ピアニストに少し師事しまして
何度も弾きました。アラベスクを
アパルトマンの外で聴いていた
パリジャンが「ファンタジーねえ。」
みたいなことをいつも言ってきたわ（笑）
そこで私は、運命の人と言う方に3人出会っています。
そのうちのお一人は車のデザインと開発を
していた方でしたからかなり美意識が高かったですね。
アラベスク、対比ですよね。
曲線と線
ここに男と女とか
聖と俗とか
それを織りなすのじゃないのかなと思うのです。
そこが神秘のヴェールで
私はソウルメイトを信じているのですが、
人間はもともとワンネスで、
ひとつの大きな源から派生して
同じ魂の周波数でこの
美しいアラベスクを類を成す魂グループで創っている
のではないかと思うのです。
調和と規則性において。
そこを知るには、男女の愛、性愛も含みます。
それが統一して覚醒するのかな？
と思うのです。
それがファムファタールなんですね。
自由恋愛を禁止した理由も実は此処にある。
等しい周波数の男女が出会いますと
エネルギーが生じます。
大いなる源に通ずると何かまずいことが起きる
人類を目覚めさせないように
奴隷化してしまった
勢力が見えてくるのです。
富豪と呼ばれる人たちの秘密。
ムスリムにも関係しています。
でも、人々は目覚めてきてるようですよ。
何故ならば、その大いなる源へ覚醒するために
自分の魂の片割れに出会わせているからです。
今、現存の制度では、もう地球は破壊されつつあります。
それを抑制するために
「愛」が必要。
家族を越えた「愛」
それをお伝えしていくのも
「芸術」なのではないのでしょうか？
美しき歳時記
