中学時代は可もなく不可もなく
それなりに友達もでき
目立つことなく、なんとなく過ぎていった
そして三年生、高校受験の年を迎えた
成績は悪く行ける高校は限られている
自分なりに色々夢はあったが
近所の頭が悪くても行ける女子高があった
担任から言われたのはそこの高校
評判もあまりよくないその高校に行きたくなかった私
母に言われたひとこと
「あんたはあんなお兄ちゃんがいるんだから
背伸びをしていい高校に行ったところで、良い就職は出来ない
ましてや良いところに嫁にも行けない」
これはさすがにショックだった
私の人生終わりじゃないか
これからどうすればいいのか?
考えてみればそうかもしれない
兄はあの事件から家にはたまに帰ってくるだけだった
暴走族で死亡事故を起こし
その後もまともな仕事はしていない
警察のお世話にも何回もなっている
そうだね、母の言う通りかもしれないね
私の人生はもう自分の努力では上がらないんだなぁ
それなら人並みに高校卒業という学歴だけは持っていないと
どうにもならない
近所の女子高を受験することにした
近所でも有名なバカ高校だった為
さほどの受験勉強もなくすんなり合格した
こうなったら三年間楽しむしかない
勉強したところで、母の言う通りたいした就職もできない
一番楽しい高校生活が始まった
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