やっぱり農業って大変なんだなぁー。 | ローズベリーファームの農業日記~創成編~

やっぱり農業って大変なんだなぁー。


先日、友人と話していてやっぱり農業って大変なんだなぁー!って思いました。
まぁ農業自体が大変というよりは就農って大変って事。

そもそも就農って何か?って話しですが、一般的にちゃんとある一定面積を耕作していて、農業委員会に認められて、耕作がしている農地の所有権、もしくは賃貸借を農地委員会に届け出がされている事。要するにちゃんとオフィシャルな状態で農業委員会に届け出がされていて、認められた者ということです。
よく耕作しています。ボクは農業者です!という人がいますが、とりあえず農地を借りている人はどれだけ広くても正式な書類にカウントされず、農業者として認められる事はありません。
昔は農業者でなければ野菜を販売してはいけない!なんてローカルルールもあったみたいですが、それは昔の話。というか都市伝説に近いものがあるかもしれませんが、現実農業者でなくても直売所で販売をするケースは多々あったりします。
まぁ野菜大小あれど、正式な書類を交わしていない人までの制限を掛けたら、耕作放棄地もとんでもなく増えてしまいますからね。
それは近代農業にそって、すこしずつ法整備も必要な時なのかもしれません。

まぁそれはともかく、結局就農って卵が先か?鶏が先か?って話しになってしまうのです。
元々農家さんだったりする人はそんな苦労はないのですが、農地を持たぬ者が農地を借りるためには農家でなくてはならない。ただ農家になるためには農地を耕作していなくてはならない・・・おいおい、どっちから始めるのよ?って話しになってしまいます。
農業委員会もしくは農地法などは一応都市計画の一端ではあったりするのですが、それでもかなりマイナーな部署。かなりローカルな感じなので一般論では語れない部分が多いのです。ってか、情勢もわからず、農家になるためには?って所から勉強しないといけないのです。
うーん、面倒です。

耕作放棄地が増えている現状もあるので、やはり新規さんは沢山いてくれた方がいいのですが、農家さんになる為のハードルを上げてしまった結果、農家にさんになるのがゴールになってしまい、その後が続かない・・・よくある飲食店のゴールと一緒です。お店出す事に全てを使いきり、お店の運営が出来ずに潰してしまう・・・。農業も同じなんです。
就農がゴールではなく、売ることがゴール。
よくライフスタイルがいい!って事で農家さんになる方も最近はいらっしゃるのですが、それは農の部分で、あくまで農業は業です。生産して売るの繰り返し。これに尽きるので、就農自体は給水所位に思っておくといいかもしれません。

それと人間関係もややこしい時もあるので、基本挨拶ができない人は、ちょっと面倒な事に多々巻き込まれると思った方がいいです。
肝はとりあえずニコニコしておはようございます!!面倒でもやっておくと軋轢が生まれずらい。
大したことではないように思われますが、これが本当に重要です。

あれっ?何の話しでしたっけ?
あーそうそう農業は大変です!という話しですが、大変、大変と言ってもなんでも大変です。農業がとりわけ大変な訳でもなく、仕事にする以上なんでも大変なんです。
そんでもって大変、大変ってずっと言っている人に運は回ってきません。それとホラを吹いている人にも・・・。
だから、あまり大変に思わず、適当に続けていると、そのうち良い事があります。10年位やっているといいかな・・・・その間は自分で適当に食いつながなければいけない!という現実もありますが、それは自分で考えて!って感じっすね。

と、いい加減な事を沢山言っているようで、実はかなり適当な事を言っています。
人を信じるのは良い事ですが、人を疑うのは今の時代もっと良いことだ!とパネリストおじさんが言ってました。
なんでも疑えばいい!って訳ではありませんが、所詮は孤独なレースです。自分で考えましょう。

まじまじな話、何が良いなんて自分で決めるしかありません。悪い所見つけたらキリがないし、良い所ばかりだったら気持ちが悪い。って事で自分で決めた事が最善です。良かったらラッキー。悪かったら諦める位がちょうどいいです。

でも、農業って自由度高いよね?
向いてる人は本当に向いてるよね?