養蜂家さん曰く。
昨日は城山の知る人ぞ知る養蜂家さんを訪ねました。
養蜂歴数十年のベテランさんです。
自分もハチミツを販売していますが、そんな人と知り合わなかったらハチミツに興味を持つ事はなかったかもしれません。
お久々だったのでですが、顔を見るなり「まぁ寄って行きなよ!」
正直うれしかったな。ほんと久々だったので。
ミツバチの話で盛り上がります。
自分も果樹なんてものを栽培しているとミツバチの事は外の話ではありません。
近年、ミツバチを含め蜂が激減しているのです。
去年はともかく、今年にいたってはマルハナ蜂でさえ少なくなったように感じます。
そんな話をしているとノートパソコンを出して来てくれて、「こいつのせいだよ!」
それは農薬・・・とりわけネオニコチノイドという物質。
古くからある農薬とは比べ物にならないほど少量の散布で効きがよく、持続性も高い農薬。主に神経系に作用するため、ミツバチ達はその場で死んでしまうか、巣に帰れなくなることも少なくないとか。
説よれば近年、ミツバチの数は四分の一が消滅したとまで言う程です。
学者曰く、これは序章に過ぎないって言う者もいたりして・・・。
近隣農家さんが数年前に教えてくれた農薬の名前もネットに載っていたのは少し驚きました。
そんな影響で、今年は中々蜂の群が増えていかないとか。
実は新しく借りた畑に巣箱を置いてもらおうと思い、訪ねたのですが現在は置く群がないので、群が増えたら置いてもらう事を約束して家を後にしました。
毎年向原の畑には期間限定で巣箱をおいてもらっていたのですが、摘取り時期には流石に摘み手のおばちゃん達が刺されたらいけないので場所を変えてもらっていたのですが、新しく借りた畑では林部分があるし、ブルーベリーとは少し離れているので通年の管理ができるかと。
そんな事をお伝えしたら、喜んで増えたら置きに行くよ!って言ってくれました。
法政大学の学生さんにも蜂の生態系を見せる事ができるかもしれません。
ただ増えたらの話ですが・・・。
どちらにしても、楽しみが一つ増えました。
新しい畑は少しずつではありますが整備が進んでおります。