「佐々木莉佳子のいないアンジュルム」


「佐々木莉佳子のいないアンジュルム」

・・・なんだそれ


今日は佐々木莉佳子さんが卒業コンサート。

ANGERME CONCERT 2024 SECRET SECRET 佐々木莉佳子 FINAL「愛情の世界へ、君もおいでよ」

だから明日からは

「佐々木莉佳子のいないアンジュルム」

となる。

そんなことは卒業発表の時から云々するのも馬鹿らしいほどに分かっていたのだが、いざ卒コンが終わってみても意識の奥の方で

「佐々木莉佳子のいないアンジュルム」

を理解したくない自分がいるらしい。

りかこは生国と発しますところは宮城県は気仙沼。

なので常に意識するメンバーではありましたが推しというわけではなかった。

だから開演前には火の車の当家財政のためにメモリアルDVD購入は諦めるかなどと考えていた。

今回はタイミング的に離仙出来なかったので映画館でのお見送り。

それがその帰り道、何故か自分でも驚くほどの喪失感に襲われて。

飲みに出るのも忘れて帰宅してしまっていた。

我ながら予想外の反応。

理由のひとつは参戦が現場の横浜アリーナでなく映画館でのライブビューイングであったことだろう。

横アリは臨場感はあるが大きいのでモニターでも細かな表情までは見えない。

竹内朱莉さんや譜久村聖さんの時はモニターを遠眼鏡で見てた。

でも映画館なら目の前に大写しになるりかこがいる。

撮影スタッフもしっかりりかこを追ってくれるし。

まして今日のりかこの仕上がりの完璧さ。

否が応でも感情移入してしまう。

それにアンコール後のソロ曲の

「君だけじゃないさ…friends」ひまわりver.。

アンジュの曲の中で個人的に1番の思い入れのある曲を、白亜の天使のような衣装で歌い上げたりかこ。

涙腺の弛まぬはずもなく。

意外な選曲でしたがよくぞ選んでくれたという思いが溢れてね。

さらにメンバー挨拶での為永幸音さんと伊勢鈴蘭さん。

今日のしおんぬはひと目見た時はからいつも以上に気合いのはいった美しさに溢れていたと思ったら、しおんぬを成長させた悔し涙の話が。

れらはみんなあえて口にしない淋しさをストレートに「淋しい」と伝えたれら。

あそこで一気にりかこ卒業の実感が押し寄せた。

太陽に向かうひまわりのような「佐々木莉佳子」の卒業。

アンジュルムは既に何人もの卒業メンバーを出しているが、その影響というものはこのりかこの卒業が実は1番の大きなものなのではないか。

餞の紫煙を燻らせながらそんなことを感じている。

秋ツアーのアンジュルムがこの試練を乗り越えてどんな変化を見せてくれるのか。

ともあれ、りかこ、お疲れ様でした。

この先も大きな花を咲かせる笑顔の日々となることを祈っています。

東スポのネット記事より