Juice=Juice Concert Tour 2024 1=LINE 植村あかり卒業スペシャル
遂にJuice=Juice最後のオリジナルメンバーが卒業しました。
ハロプロ歴代を見渡しても、在籍11年のオリジナルメンバーは前例がない。
まさかリーダーになるとはとご本人も仰せでしたが、まさかの人が名リーダーになるのは時々ある話で、植村さんも3代目として見事に素敵なJuice=Juiceを作り上げました。
昨日のライブ、幕が開いた瞬間の春ツアーでの来仙時より一段と増した美しさがそれを雄弁に語っていました。
植村さん、自称「お手紙」ではご自身をJuice=Juiceの「=」に見立て、これまでのJuice=JuiceとこれからのJuice=Juiceをつなぐ「=」。
新リーダー段原瑠々さんから新メンバー川嶋美楓さんに至るまでいろんなものを受け取ったのは疑う余地もありません。
それにしてもあの手紙に「あーりーがとう」しか書いてなかったとはね。
卒業公演でそれをやる植村さんが好き。
ライブはJuice=Juiceらしさ満開の勢いのあるステージ。
動員数も過去最大の1万1千人だそうで。
今のハロプロで1番の武道館の似合うグループはJuice=Juiceなんじゃなかろうか。
熱い武道館だったけど、最初に感じたのはるるちゃんの声が泣いていること。
もちろん普段通りに力強く歌声で別に涙声とかでは全くないんですが、カラッとしたハスキーさのある声が、ほんの少し湿り気を帯びていた。
それで否が応でも実感させられた「卒業」。
4代目リーダーを襲うるるちゃんだからこその深い感慨があるんだろうな。
初代リーダー宮崎由加さんの武道館卒コンステージにたったメンバーはもうるるちゃんだけになってしまった。
まあ、ゆめりあいもギリギリお披露目いたとされたんですけどね。
その松永里愛さん。
植村さんへの言葉を涙ながらに語りました。
りあいにとって「のび太にとってのドラえもん」という金澤朋子さんの卒業でも、かなとも喪失後の支えだった稲場愛香さんの卒業でも、涙を見せなかったりあいが泣いた。
「全米が泣いた」はどうでもいいが「りあいが泣いた」は事件です。
コロナ禍でライブの楽しさを見失った時のエピソードを語り、
「私にはJuice=Juiceしかないから」
と、恩返しでパフォーマンスでより大きな場所に行く、と。
きっと「Juice=Juiceしかない」が「私にはJuice=Juiceがある」に変わった時、その夢は叶うんじゃないかな。
さいたまスーパーアリーナに立つリーダー工藤由愛、エース松永里愛のJuice=Juiceを見てみたい。
それにしてもりあいはみっぷるが大好きなんだね。
中抜けして戻ったみっぷると絡むりあいの楽しそうなこと。
記念動画撮ってる時もみっぷるを抱き上げたりしてね。みっぷるにとっては最強のお姉ちゃんのりあい。
3公演申し込んで2公演しか当たらなかった夏のハロコン。
新体制のJuice=Juiceが今から楽しみです。