BEYOOOOONDS LIVE TOUR 2024 SPRING~PERSOOOOONALITY~
仙台公演には昼夜ともに参戦。
ライブハウスで立ちっぱなしの2公演が足腰に堪えるお年となりましたようで…
その老体に鞭打って国分町まで行ったのに行きつけはお休み。
コロナ禍から祝日はお休みにするも言ってたような気もしますが。
コロナ禍でも「今までの日常」を変えることなく生きていたのでたまにこういう罠にはまる。
ビヨのライブ、熱かったですね。
キャパ400弱の箱なので「まだ入りますのでもう一歩前へ」のアナウンスが必要な状態。
物理的に狭いところは必然的に熱量の密度が上がります。
ハロプロ6グループのうち、ビヨのライブが1番ファン参加型。
それもあって場内は見事な一体感に溢れました。
全員曲ももちろんですが、セルフプロデュースのソロコーナーが良かった。
各回3人ずつなので観られたのは6人のみ。
あれは全員分観たい。
我が身にとってビヨはハロプロの中では1番縁の薄いグループでした。
それを昼夜参戦にまで引っ張り上げたのは小林萌花さんの存在。
ハロプロには珍しいタイプの雰囲気の持ち主で、以前から気になってはいたんですが、今年の正月ハロコンでどハマリ。
今回もほのぴを観たくていったようなもの。
とはいえ真ん中くらいの整理番号、遠くから御尊顔を拝し奉る程度にしか見えなかったのはまあ仕方がない。
ビアノ弾くところも見たかったがそれはまたこの次に。
ほのぴとの出会いはピアノの前にその「歌」でした。
その独特の歌声がとても印象的で。
そんなに歌割りの多い方ではないですが、クリスタルボイスを純白の真綿で包みこんだようなゆったりとした柔らかさのある声が何とも魅力的で。
ダンスも多分ハロプロで一番たおやかな感じで。
バキバキは多いけど、ほのぴのようなタイプはほぼいない。
大方のハロヲタから見れば頼りないダンスかもしれませんが、ほのぴのダンスにはそこにしかない魅力がある。
まああとは好き嫌いのお話。
今回は3人限定のソロコーナーには入っていなかったのが残念。
いつか機会があればバースデーイベントに行ってみたい方です。
ビヨといえば、一岡伶奈さんに続いて山崎夢羽さんも卒業を発表しました。
結成してもうすぐ6年、変化の季節が訪れたということでしょうか。
ビヨはお披露目から半年後に後にSeasoningSを名乗るる平井美葉さん、小林萌花さん、里吉うたのさんの3人が加入したのみで、いわゆる卒業加入システムから距離を置いたグループでした。
ビヨは「CHICA#TETSU」「雨ノ森 川海」「SeasoningS'」の3ユニットの集合体という、他にはない形式を取っているので、卒業加入システムは中々機能し難い面があります。
それが二人の卒業者を出すことになります。
当面は補充なしで行くんだろうとは思いますが、この先さらに卒業があった時はどうなるんだろう。
卒業加入システムに飲み込まれるとしたら、今の3チーム合同体としての個性は薄れていくしかないだろう。
シティサーキットのライブしか観てない身にはなんとも言えないんですが、一方では3チーム制が今現在どれほどの意義を持っているのだろう。
チームがなくてもビヨーンズはビヨーンズでいられるのだろうか。
案外いられそうな気がするのは自分だけかな。
ハロプロの異端児BEYOOOOONDS。
この変化の季節をどう乗り切るのか、それすらもビヨーンズ劇場となるのかもしれませんね。