この前の土曜はモーニング娘。'24、日曜はアンジュルムの仙台公演に参戦。
席はそれぞれ昼はファミリー席、夜は一般席。
ファミリー席は娘。が下手のはずれ、アンジュが上手のはずれという、近いと言えば近いんですが、ほぼほぼ横から眺める感じの席。
なのでどんなフォーメーションなのかはよく分からない。
一方夜はどちらも結構前の1階席。
不憫な目でも遠眼鏡なしでメンバーの識別が出来る距離。
ただ逆光になるとなんにも見えなくなるのはまあ贅沢な悩みでしょうか。
娘。のライブ、1番感じたの生田衣梨奈さんのリーダーとしての成長。
夜公演のメンバー挨拶で、この日凱旋公演だった石田亜佑美さんに触れ、あゆみんが娘。と東北を繋いでくれた、と。
こう言っては失礼ですが、えりぽんにこんなまともなことをどストレートに語るイメージは持ってなかったんです。
さらに正直に言うと、リーダーとしてのえりぽんにあんまり期待していなかった。
でも、どうやらそれはお見逸れいたしましただったようです。
譜久村聖さんのような長期政権にはならないでしょうが、リーダー生田衣梨奈がどんな新風を娘。に吹き込むのかが楽しみです。
今回のパフォーマンスを見て思うのは、北川莉央さんの存在感の増大。
歌割りや立ち位置を見るに、明らかに次代のエースということを意識したものになっていたのではないでしょうか。
りおちゃんも気づけば20歳。
加入してもうすぐ丸5年。
上がたくさんいるので15期は後輩メンバーのイメージが強いですが、娘。の戦歴5年は全然短くはない。
やがて来るポスト小田時代。
初めての辞めないメンバーになる可能性もあるけど…それはさておき、小田さくらさんが卒業したあとの娘。のパフォーマンスを支える柱は北川莉央、櫻井梨央、弓桁朱琴だと自分は思っている。
げったーこと弓桁朱琴さんは中々に興味深い存在である。
見た目に関してはうちの好みの範疇ではないが、その佇まいにはどこか工藤遥さんを思わせるものがあります。
自分的にはげったーの歌声が好き。
ダンスも元気だし、やっぱり手足の長いやつは、それだけで存在感が2割増しになる。
興味深かったのは、メンバーを小分けにしてのコーナーで歌われた「Style of my love」。
メンバーは小田さくらさんと牧野真莉愛さんにげったーの3人。
半円形の仙台サンプラザホールの特徴のひとつは、2階と3階の端の方の席からだと、1階から3階まで会場全体がほぼ見渡せること。
なので、何色の光り物がどのくらいの割合いかがよく見えます。
この3人、色はそれぞれラベンダー、ピンク、ピュアレッド。
おだんごはハロプロを代表する歌姫だし、まりあはビジュアルクイーンだし、ラベンダーとピンクが多いんだろうと眺めていました。
でも、そこにはちょっと違う光景が。
およそラベンダーとピンクがそれぞれ3、ピュアレッドが4という、げったー大勝利の彩りでした。
みんなげったー大好きなんですね。
同期のはるさんこと井上春華さんは加入当時、いかにも素人からの加入です的な王道の娘。新メンバーでしたが、同じ素人加入ながらどこか泰然自若としたところこあって、末頼もしいところがありました。
はるさんも去年のツアーに比べると随分と堂々として。
15、16、17期だけでもユニット組めるだけの実力をつけて来たようです。
娘。のライブが未来を感じさせるものだったのに対して、アンジュルムは佐々木莉佳子さんの卒業に向けた怒涛の爆走。
仙台はりかこの凱旋公演でもあります。
今回は真の凱旋となる気仙沼公演もありますが、仙台公演もやはり特別。
それもあってでしょう、昼公演のオープニングから爆裂に溢れ出していた凄い気迫。
ハロプロ系のライブに昼夜連続参戦される方は多分感じていると思うんですが、夜公演と比べると昼公演はどこかおとなしさがある。
まあ、夜は昼の盛り上がりを引きずってますから、スタート時点のテンションがちょっと違いますからね。
でも仙台の昼はいつもの昼公演とは違っていた。
「大器晩成」「 出すぎた杭は打たれない 」「 マナーモード 」「 七転び八起き」と豪快に飛ばしたオープニング。
いつもなら大盛り上がりで弾ける場面なんですが、なんか何度か涙が出そうになって。
うちの神推し川村文乃さんも久しぶりに荒ぶる姿で魅せてくれて。
木刀じゃなく真剣で斬り合うような迫力あるパフォーマンスに、竹内朱莉さんの卒業後にリーダー上國料萌衣さんをりかことともに支えてきた日々がどんなものだったかを垣間見たような気がしました。
横浜アリーナでの卒業ライブは間違いなくいいものになるでしょう。
夜公演では途中で川名凜さんが足を痛めるアクシデントがありました。
当面は歌唱のみの参加となるそうです。