ハロー!プロジェクトがメンバーのバースデーイベントなるイベントを定期的に開催するようになったのはいつ頃からでしたでしょうか。

開催日がほぼ平日だったりするので、勤め人の遠征組にはいささか参戦のハードルが高いイベント。

なので行きたいとは思えどもこれまで参戦したのは去年の稲場愛香さんのものがお初だったりして。

今回はありがたいことに祝日に開催されたものがありました。

「矢島舞美バースデーイベント2024 MAIMI’S SQUALL VOL.8」

2017年に解散した℃-uteのリーダー矢島舞美さん。

改めて思い返せば、我がハロプロ歴代の推しの中で後藤真希さんと双璧をなす存在。

今はそこに松永里愛さんが割って入り始めています。

自分が℃-uteを推し始めたのは2007年、「めぐる恋の季節」を代々木で観た時から。

今もそうだけど、あまりにも子ども子どもした人たちには興味がわかないので、デビュー当初の℃-uteにはそれまで食指が動がなかった。

それが2年経ってようやくいい感じになって、そこに15歳になった紛れもない美少女となった矢島舞美さんがいて。

美少女でありながらどこかに少年を宿していて、5年経ったら超絶美女になる予感しかなくて。

爾来今に至るまでずっと℃-ute推しで、その中心には舞美ちゃんがいた。

去年結婚されたあともそれは変わらない。

最近は出演舞台に行けてないのが残念。

寒気が来ていて関東でも雪の予報の中、帝都は雨。

さすがは台風やゲリラ豪雨を呼ぶハロプロ史上最強の雨女。

ぱらつく雨に打たれると、もうそれだけでテンションが上がります。

イベントタイトルにも「SQUALL」がついてますし。

舞美ちゃんの現場はこうでなくては、と雨が降って喜ばれる稀有な存在です。

会場は上野の飛行船シアター。

2022年に出来た、中々いい会場ですね。

昼夜ともに参戦した今回は、8回目のイベント。

いつもより時間がちょっと短かったらしい。

それを気にした舞美ちゃん、プレゼントとして来場者全員に手書きのメッセージカードを。

次の舞台の稽古で大変な中、毎日100枚ずつ書いていたそうで。

しかも全部文面を変えて。

まあ、数枚は同じのもあるやの由ですが、SNSに上がったのを見れば確かに全部違う。

自分の手元の2枚ももちろん別文章が。

ヲタのメンバー愛に勝るとも劣らない舞美ちゃんのファンへの愛がそこにありました。

司会はおなじみ上々軍団の鈴木啓太さん。

内容は32歳になった舞美ちゃんにちなんで32の選択肢から舞美ちゃんが何を選ぶかをファンが当てる問題と、しりとりで選んだ言葉の文字数の合計が先に32文字になったほうが勝ちという舞美ちゃんとファンの対決。

そして事前に募集したお悩み相談。

最後に2曲。

昼には鈴木愛理さんからのメッセージがありました。

32の選択は、昼が、

「いまなりたい職業」 消防士 体力に自信

「ひとりで行きたいところ」 動物園 みんないて癒やされる

夜が

「言われたい褒め言葉」 尊敬しています、年上のファンから

「生まれ変わったらなりたいもの」 ハロヲタ そっち側になって推し活してみたい

答えは「消防士」「動物園」「尊敬しています」「ハロヲタ」。

昼は正解者30人はいてほしいとしていたのに1問目で1人だけ、2問目は0という結果に。

その貴重な正解の理由が「面倒なので最初の方のを選びそう」。

身も蓋もないけど盛り上がる会場。

32分の1が難しいと分かった舞美ちゃん、夜の目標は3人に引下げ。

そうしたら、どちらも2桁の正解者に。

まあそういうものです。

特筆すべきは生まれ変わったらなりたいものが「ハロヲタ」だったこと。

こちら側になってみたい、そんな気持ちがあるから何百枚もの手書きカードが生まれたんでしょうね。

舞美ちゃんがこちら側にいたら、私設ファンクラブが出来るようなさぞ有名なヲタになってるんだろうな。

お悩み相談ではその場で回答するのと質問者に携帯渡して舞美ちゃんと32秒間だけ直接話をするパターンと。

電話の時はなにも聞こえぬままでファンはその光景を眺めることに。

舞美ちゃん、「みんなどんな気持ちで見てるんだろう」と。

不思議なもので、何がどうというわけでもないのに見ていてなんか楽しいんですよね。

相談の中には「今のハロプロならどのグループに入りたいか」というのがありました。

それが電話になったために答えを知るのは世界でたった1人だけに。

舞美ちゃんの入りたいグループ、どこなんでしょうね。

間違いなく似合うのはJuice=Juice。

最近のJuice=Juiceには絶頂期の℃-ute感がありますから。

でも、啓太さんが言ってたOCHA NORMAってのもいいですよね。

舞美ちゃんの天然炸裂が見られそう。

愛理ちゃんからのメッセージの

「やじちゃんは歳を重ねるごとに美しくなっていくし、心も清らかになっていくし、もう人間じゃない何か、仏か何かになるんじゃないかなって」

人柄の話をしているのにそれを聞いた舞美ちゃん、

「みんなそうだよ」

人柄の話が人の生き死にに変わってしまっている。

そんな舞美ちゃんが限りなく愛おしい。

終演後はお見送り会が。

手を振る舞美ちゃんの前を立ち止まらずに通り過ぎるんですが、昼の時「初めて来ました」と声を掛けてみた。

そうしたら「本当⁈」と満面の笑みに驚きを浮かべて。

夜のMCでは「初めて来たって人もいて」と。

もちろん自分岳だけのことじゃないだろうけど、自分の言葉が反映していると妄想するのはこちらの勝手。

これでやっと「やじまんず」の末席に加われた気がしています。


矢島舞美さん出演舞台

紀伊國屋ホール開場60周年記念特別公演『フォーティンブラス』

3/1から18日まで

公式HPより