ハロコン2024冬〜THREE OF US〜仙台公演。

アンジュルム、Juice=Juice、OCHA NORMAのチームBの来仙です。

神推しの川村文乃さん、石栗奏美さんに神の松永里愛さんまでいる座組。

座席は昼が2階下手のはずれ、夜は1階上手のはずれと極端な場所ではありましたが、仙台サンプラザは半円形の開場なのでステージは結構近い。

なのでこの不憫な隻眼でも単眼鏡なしでメンバーの識別が出来ました。

神推したち以外にも上國料萌衣さん、橋迫鈴さん、川名凜さん、平山遊季さん、工藤由愛さん、江端妃咲さん、遠藤彩加里さん、西崎美空さん、筒井澪心さんなど推せる人たちが綺羅星の如くいる中で、今回のMVPはOCHA NORMAの北原ももさん。

昨年暮れのハロプロ振り返りで「推すか?」にランクインしていた方。

研修生時代、割と早い時期から顔と名前が一致していたので、ずっと気にはなっていた。

ただ、そこに石栗奏美という御仁が立ちはだかっていたので、ライブで向ける視線の量は少なかった。

その北原さんがついにやってくれた。

ハロコンではそれぞれのグループの持ち歌を交換して披露するコーナーがあります。

OCHA NORMAが歌ったのはJuice=Juiceの「「ひとりで生きられそう」って、それってねえ褒めているの?」。

落ちサビを担当したのが北原さん。


「ひとりで生きられそう」って それってねえ、褒めているの 強がり隠す弱さ 誰か見抜いてよ


段原瑠々さん、稲場愛香さんとりあいのコンビ、りあいソロ、りあいと入江里咲さんとで歌ってきたパート。

そこを堂々と歌い上げた北原さん。

吐息混じりに切なく終わるかと思いきや、最後には強さとほんのわずかに浮かべたように見えた笑み。

見間違いかなと思わないでもないけど、確かに口元にありやなしやの笑みがあった気がしたんですよね。

これまでは、強がりさえも隠してしまう自身の弱さから先に進もうとする主人公、というイメージだった。

でも、北原さんのあの微笑は、秘めた弱ささえも実は計算だという悪女を生み出した。

もちろん回収されない伏線だけど。

あの微笑がなかったら、ああ上手くなったねで終わっただろう。

でも、北原ももはこの歌に新たな世界をもたらした。

多分作詞者の意に反するものなんだろうけど。

「北原もも」という存在の中に案外とんでもない悪女が潜んでいるのかもね。

まあ、本人に聞いたら笑ってないですよと言うかもしれませんけど。

それでもこんな妄想を抱かせるところに北原さんの魅力というものがある気がする。

そんな北原さんをりあいがブログで絶賛していました。

真摯な努力が音楽を通して伝わって来ると。

それを見た北原さん、親も見たことがないような喜び方だったそうで。

英雄、英雄を知るといったところでしょうか。

ハロコンとかひなフェスでいつか2人のデュオ見られないかな。

そういえば、りあい、ひな壇にいる時背後のモニターの方を見ていることが多い。

ほとんどのメンバーはパフォーマンスするメンバーの方を見て盛り上がるんです。

モニターで何を見ているんでしょうね。

北原もも、ハロプロの中でどんな存在に育って行くんだろう。3年後が楽しみです。


公式Xより