夜中にたまたま見た番組に、出ていた元NMB48の須藤凛々花さんと元モーニング娘。の辻希美さん。
「ネットをざわつかせる女子」のくくりでした(笑)。
りりぽんの話題は当然「結婚宣言」問題。
あれから1年余、当のお相手と宣言通り結婚したりりぽんですが、いまだに批判にさらされる。
「お金を払って応援しているファンを裏切った」的なご意見には、「アイドルの幸せを願うのがファンじゃないのか」と返します。
「アイドルとしての時間を売っても人生まで売ったわけじゃない」
その通りだと思います。
アイドルである前にひとりの人間であるという主張は正しい。
司会者がいう「お金をかけて一生懸命応援している人」というのは、何を応援しているんでしょうか。
高々握手や投票に100万200万積んだくらいで、他人の人生まで買った気になるなんぞ野暮の極み。
別に生涯かけて応援し続ける覚悟があるわけでもなかろうに。
仮にも応援しているアイドルが、人生の伴侶を見つけて結婚しますと、蛮勇奮って大舞台でした発表に、「おめでとう」の言葉を贈れないなんて、何としみったれた了見か。
「私はきちんと結婚した、ワンナイトで遊んでるやつらと同じにするな」
という思いは当然以外の何物でもない。
あの日、もし難波の連中が誰も「おめでとう」の声をあげなかったなら、難波を応援する気持ちは萎えていたでしょう。
今年もNMBは総選挙で苦戦しました。
確かにあの件で難波から離れた人もいるでしょう。
それと同様に、あの選挙の無意味さ気持ち悪さに気づいて、難波を応援しながらも参戦しなかった人もいるはずです。
今でも「総選挙を壊した」云々とりりぽんを戦犯扱いしているのは、大半が非NMBファンなんじゃないでしょうか。
難波ファンにとって、須藤凛々花の曲といえば「ドリアン少年」。
もし、本気でりりぽんを嫌っているなら、この曲にもいささかの抵抗感があって然るべき。
それが難波の仙台ライブ開演前のBGMに流れた時に、会場からは、げにも楽しげな反応が起こりました。
発表が先か文春が先かは怪しい部分がありますが、あの日以来ぶれることなく想いを貫いているのは見事です。
一連の騒動を見て来て、りりぽんの弱点に改めて気づきました。
それは、想いを言葉にする技量の低さ。
哲学者になりたいというほどですから、頭の悪かろうはずはない。
アイドルの恋愛を巡る考えも筋が通っている。
ただ、それを自分の言葉で説明しようとした時、思いの外適切な言葉が出てこない。
端的に過ぎて丁寧に説明することが案外苦手のように見えます。
だから、りりぽんが説明しようとすればするほど、妙にジタバタと取り繕っているように見えてしまう。
ゆえに、若槻千夏さんから「うるせえな!」と突っ込まれる。
ひょっとしたら、読書歴に著しい偏りがあるのかもしれませんね。
哲学書以外にどんなものを読んでいたのか、ちょっと興味がわきました。
これからも芸能界で活躍出来るかどうかは、話術を磨けるかどうかにかかっているのかもしれませんね。
一方の「炎上職人」とまで称される辻さん。
焼きそばがもらえなくて泣いていた辻ちゃんも芳紀31歳。
美しゅうお成り遊ばされました。
その炎上で名高いブログ、どこが炎上したかがクイズになってました。
出演者から次々指摘される点は不正解なんですが、それも「そうですよね」と受け止める辻さん。
たとえおバカは治らなくても、立派な大人になりました。
占い師の評では「本来はすごくしっかり者で頭のいい女性」とされた辻さん。
20年近く観て来た身には納得です。
もし妊娠中でなかったら、ハロコンで久しぶりの「辻ちゃん加護ちゃん」が揃ったかもしれませんね。
今この二人が顔を合わせたら、どんな話をするんでしょうね。
炎上どころかほんの少しの苦情に右往左往するどこかの組織は、少しはこの二人を見習うべきではなかろうか。