妹の車から
今にも消えそうだけれど
虹のかけらが見えた。探しても
見つからないけれど
不意にあらわれるもの。
線香花火。きれいに撮れたけれど
線香花火なんて一瞬なのに
画面越しに見てたなんてもったいなかった…。
この何でも写真撮ろうとする文化やめよう…。
心の中だけの方が美しいはず。
「いつまでこうして家族で過ごせるのか
わからない」という「失う怖さ」は
ある年齢を過ぎたらいつも付きまとうように
なったけれど
だからこそ思い切り楽しもうという気持ちにも
なって家族で過ごすときに笑っていることが
増えたと思う。