早起きしてしぶんぎ座流星群をみようと
外に出たら
雲がかかっていて
ひとつも星の見えない空だったので
残念。
この流星群はとくに気にかけていたのだ。
他の流星群が
しし座やふたご座など
よく知られた名前なのに対し
このしぶんぎ座だけは
聞きなれない名前で、
「もう今はない星座」
「忘れられた星座」だそうだ。
空にはこのように忘れられた星座が
いくつも存在するらしい。
大きな有名な星座の間を埋めるために
だけ作られた星座。
しぶんぎ座はその名は星図から消えても
流星の放射点と重なったから
こうして年に一度
人々が流星を見上げるときにその名前が
復活する、忘れられない星座になった。
誰でも、何でも、
誰かにとっては忘れられない星座なのだろう。
それは幸せだったりときにはつらかったり
するかな。