「各地の空の様子です」
で当たり前みたいに
福岡も渋谷もその瞬間の様子が見られるけれど
はじめてこれが可能になった日を体験してみたかった。
どんな気持ちで
おおおおおおおおおって
言ったことだろう。
大河ドラマで
信長が亡くなったことを
知るのに何日もかかったり
場所によって大きく時差が出たり
噂がまちがって伝わって混乱したり
という回があって
「その時代を疑似体験」してテンションが
あがった。と当時に現代だと
よっぽどの災害でないかぎり
ここまでの時差はないなと思ったり
いや本当にすべての機能のストップによって
どれほどの混乱がおきるだろうと思ったり
不安にもなった。
行ったことのない福岡の空と
歩いたことのある渋谷の交差点を
ライブでみながら
こんなことができることは
けっして当たりまえのことじゃない、
すごいことなんだ
と思ってみる。
渋谷の交差点を歩いている人は
電話がなったらしいしぐさをする。
「今 うつってるよ~」などど
故郷から電話かもしれない。
遠い空の下にいるという
歌はいくらもあるけど
今や遠い空は物理的なものではない。