仕事で遅くなって帰り、
テレビをつけたら
夜なのに
熱い番組が展開されていて
そのままテレビの前に立って
見てしまった。
というのはよくあり
たいていは映画などであるが
今回釘づけになったのは
「数学ミステリー白熱教室」
で、フェルマーの最終定理の証明という
番組である。
数学は大学の一次試験で終了しているため
知らないことの方が多い。
今回も話のとちゅうで知らないことばが出てきて
わからなくなってしまったが
それでもいかに美しい話であるかは
想像ができ、最後まで見てしまう。
文系人間だからか
数学も文章とか絵本のように
観て楽しんでいるところがある。
できればわからなかった真ん中の部分が
わかるような自分になりたいのだが
人生をどこまでもどればいいのだろう?
小学生が描く反比例のグラフすら美しくて
身震いがするから、
いつか自分の細胞が
数学に寄り添って並ぶようなそんな日を夢見て
…中学校の数学からのやりなおしをする
覚悟。