サイエンスプリン |  ろぜのポジ♪ブロ ~RAINBOW~

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基本笑顔、
基本ポジティヴ。
書くことでコントロールできる
こころのもちかた。

自分が成功したことを

きちんと言語でまとめて

言語で理解しておかなかった結果

その成功は繰り返せなかった

「プリンづくり」。

マスターしたと思ったが

また失敗して、ぶくぶくと気泡だらけの

キッシュ状のものができあがった。

カラメルについては

今までも成功したとは言えないが

今回もただの砂糖水だったり飴だったり。



料理本や料理サイトで調べても

コツは同じにかいてあるが

そこをその通りやるのではなく

自分で理論的に理解する必要がある。

理論で腑に落ちないと

自分の行動があやふやになるのは

何でも同じである。(そうでない分野もあり)


失敗後

今度こそ自分の手で書き留めた。



卵の凝固する温度…70~80度

牛乳の沸点…100度ちょい超

プリン液の中の水分が沸騰すると

気泡ができる

    ↓

70~80度に保ち

100度に達しないようにすればいい

    ↓

土鍋にはお湯が沸騰してから入れる(理由・最初からいれていると

プリン液があたたまるタイミングを逸することが多い)

入れたらすぐにふたをして(理由・無駄に冷めない)

トロ火にし15秒ですぐに火を消す(理由・プリン液がすこし

あたたまったくらいで消せば100度に届かない・

土鍋なら保温状態がよいので70~80には届く)

   ↓

そのまま20分~25分(理由・それ以上だともう冷めていく一方だから)



カラメルについて

砂糖は100度くらいでは砂糖のシロップ

     160度くらいだと冷えるとべっこう飴

     180度でやっとカラメル化する

カラメル化は焦げである(パンの焦げと同じ・だから焦げるまで熱するべき)

カラメルは水にとける性質を持つ

180度までいき、これ以上溶けないところまで熱してから

水(お湯)に少し溶かせばまろやかなカラメルができる。





これで2回目は成功。

しかもやっと次回も成功を繰り返せそうだ。



いくらでも本やサイトに書いてあることなのだが

コツに関しては調理器具や環境、自分の作業スピード

などがずいぶん人とは違うので自分レベルに翻訳しておくべきであるし

コツや流れの理由を理科的に落としておかないと

その場限りになり忘れてしまうのである…。

料理が苦手だったが

一度すべての理由を理科に戻して記録してみると

変わるかもしれない。


音楽や手作りのものに

「心をこめる」というけれど

「心をこめて」まずいものや

下手な音楽を人に献上するのはナンセンスだと考えている。

だからこれまで自分のつくった料理作品を家族以外に

さしあげたことなど一度もなかった。

理論的に型にはめることは

一見心がないように思えるかもしれないが

サイエンスで料理したときにうまれる

完璧感は「心をこめる」と同等ではないだろうか?


母親の料理が本当においしいのだけれど

まねできないので

これを一度サイエンスに表記できないか

実家に帰ったらやってみたいが

ここだけは表記できない限界を

知るのではないかと

それもまた楽しみにしている。








上記すべて

音楽づくりに似ているかも。