夜になっても
気温30度のベランダで
半月が沈んでいくのを見ていた。
ああ!
南国の月。
っぽい。
という気になってきて
眼下の街の灯りを
わざと目にいれず
そこあたりは
海で向こうが水平線だと思いこむ。
気温が助けてくれれば
そんな想像は自分にとって
簡単なことである。
南国の
海にせり出した
白い家のバルコニーで
月を見ている自分になると
それはそれはトロピカル。
海の向こうから
舟が一艘やってくるのも見えました。
ここまでくるとリアル南国な心地で
いい夢が見られそうなのでねます。