戻ってきたメジャースプーンキーホルダーにつけていた 木のメジャースプーンが なくなった。 ある日、 マンションの駐車場の 手すりにおいてあるのを見つけた。 一番大きいのは割れていたけれど そのかけらがすべておいてあったので 誰かがひろってくれたのだ。 誰かのこころ優しい気遣いで 自分のもとにもどってきた メジャースプーンは 大 がなくなったけれど 冒険を経て少し強さを増し 誰かの優しさを学習した。 強さと優しさで 苦難上等なわたしを支える。