思い続けていくこと |  ろぜのポジ♪ブロ ~RAINBOW~

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基本笑顔、
基本ポジティヴ。
書くことでコントロールできる
こころのもちかた。

震災からもうじき一年たつので

テレビでも多く震災と

その後を報じている。

多くの人が思い出し

多くの人が忘れられず

多くの人がまた深く考えている

この頃だろうと思う。



自分の歌の練習場所が

毎年3月の第2週の週末に

イベントで使えないため

年に一度違う場所で練習している。

これから毎年その練習場所に行くたび

「震災からなん年」と思うのだろう。

去年、震災の次の日だったから

被害の状況もぼんやりとして

はっきりとはしていないのに、

ただただ今までみたこともない

ものすごいおそろしい

黒い影がみえていた時で、

何とも落ち着かず

何を歌っても震災を思っていたことを

毎年思うのだろう。


津波にも放射能にも直接

さらされなかった自分だから

よくよく思い出していくべきだろう。

あたりまえの毎日のありがたさと

たいせつな人がみな生きているということの

何よりの幸せをよくよく

感じていくべきだろう。


週があけて学校へでかけたとき

通学路を普通に明るく歩いている

子どもを見て「普通さがありがたくて」

泣いたことも、よくよく思いだしておくべきだろう。


あたりまえのものが奪われたたくさんの

同じ国の人々のことを

よくよく思いやっていくべきだろう。


新聞にはこの一年毎日毎日一面に

「被災者数」が載り続けた。

その数字の動きはゆるやかになったけれど

何日かおきに、まだ動いている。

毎日確認しながら

いのちの重みを感じていくのだ。

このさき何があっても

自分と大切な人たちのいのちを

あきらめずに最後まで守ることを誓うのだ。