ミュージシャンが新曲を出すときに創られた
多くのPVは、その後どこかにライブラリーとして
保存されるのだろうか。
ひとときで終わってしまうには惜しい
芸術的な作品が生まれているのだが
何年か後に見ようとおもっても合法的手段がない。
賛否あったと思うがEXILEの「銀河鉄道９９９」の
オリジナルストーリーのようなPVは
けっこうよくできていて映画みたいに
５分間楽しめた。あれだけつくるのに
けっこうな手間と人力が必要。
今このPVを合法的に見ようと思うとちょっと難しい。
そして自分のベストPVはなんと言っても
平井堅の「キミはともだち」である。
あの芸術性の高い美しいクレイアニメは
伊藤有壱氏の作品だったと今知る。
いずれも実際のミュージシャンの歌っている
内容にドンぴしゃではないと
見た人は思うに違いないが
歌を受け取る方も歌う方も
そんなふうなのである。
そんなふうって…つまりとらえ方いろいろで
いいということ。
そしてドンぴしゃでしか受け取れないようになっている歌には
万人にわかりやすいという良さがあるかわりに
想像力がはばたきにくい。
銀河鉄道はともかくとして
「キミはともだち」は見ている間は
まったくあのアニメの世界に入り込んでしまう
ようにできている。
音楽の展開する場面、調整のかわるところ、
アクセント、ため、などもぴたりとはめているのだ。
まるでこのアニメのために作曲したのかと
思うほどである。
アレンジしたり歌ったりする自分も、できれば
自分の想像力を最大にはばたかせて
ミュージシャンが思わなかったところで
しかもその曲にちゃんとつながっているものを
ひっぱりだしてみたいと
常に思っている。
だからPVでそれをプロが
芸術的にやっているものを見つけると
こういうことがしたいなあ
と思うのである。
クリエイターである伊藤氏のページでキミはともだちを含む
作品をDVDで売っていることがわかった。
入手計画中。
ん？
ひょっとして平井堅の「歌バカ」にDVD
入ってたかなあ。
だとするとこの家のどこかにある…。
→捜索GO！→→