というわけで
コンクールは中止となったけれど
雨は降っていなかったので
暴風警報の中
テニスに行くことになる。
コートに風がふき
巨大な扇風機がかかっているみたい
だった。
こういう日も珍しい。
コンクールがスタジオ収録となり
モチベーション的には別に落ちずむしろ
「それってタレントっぽい」と↑するわが校であったが
観客なしで音楽を創ることになる。
でも…
すごいチャンスかもしれない。
最近思っている
「誰も聴いてくれてなくても表現するのが音楽」
を実践するのだ!!!!
CD録音とも違い、その録音を審査員以外に
とくに誰も聴かないかもしれないということは
聴き手を意識しないで音楽することになるだろう。
うちのように賞も期待していないし気負いもないなら
さらに客がいないとなったときに
逆に自然に音楽に集中できるのではないだろうか。
まだ強い風がふいていて
こころは妙な胸騒ぎである。
風の中にいると
自分のかたちを風がさけていくから
自分のかたちが
認識される。
自分の大きさも小ささも
強さも弱さも
急にわかってうちのめされる。
それでもこの等身大で
やっていくしかないのだと
思う風の日である。