この文学の端々に「意味」がちりばめられている |  ろぜのポジ♪ブロ ~RAINBOW~

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基本笑顔、
基本ポジティヴ。
書くことでコントロールできる
こころのもちかた。

宮部みゆきの作品を読んでいて

ファミレスで時が流れた。


同じようなミステリ作家の中でも

何段も高い位置にいると

思っている。


人気作家でも

女性の神経や

ある特定の職業の人の神経に

障るような書きぶりをすることがあり

思いやりがなさすぎるなあと

思うことがある。


その点彼女の作品はそのミステリの中で

確かにつらい犯罪を扱っているときも

あるが、自然と「芸術」としてとらえさせてくれ、

神経に障ってこない。


今日は

「軽い表現の中にも大事な意味を示唆して

伝えてくれる人物」がとうじょうするところで

共感した。


そんな人と一緒に何かを創り上げていきたい

ものである。

また、そんな自分になれたら

その意味を読みとってくれる人と

何かをなしとげる経験がしたいと思った。


そんな細かい本編と関係ないところまで

しばし顔をあげて考える時間を与えるのが

彼女の作品の多くである。