学生時代や２０代のころにはみむきもしなかった
「お笑い」が、気になり始めた。
スタートは現レッドカーペットの前身みたいな
「ピンクカーペット」というのがおもしろかったことからだ。
みんなに「レッド」じゃなくて「ピンク」だったよねえ
と言ってもだれも知らない。
たしかに最初ピンクだったと思うんだけど…。
そして何かテーマがあってそれにそってお笑いをやっていたと
思う。「結婚式のだしものとしてやる１分間」とかいうように
テーマが出されていたよ。
昨年ちょっぴりブルーな仕事をしていて
苦しい毎日の中、
お笑いの番組で笑うと、
なんだか楽しい気分になって眠れるということが
多かった。
テレビで言うのはちょっと…という言葉や
女性には不快なものもあるので
全部を良しとは思わないけれど
よく練られている台本や
逆に機転のきくアドリブで進んでいくもの
などは感動する。
また、話芸として明確に言葉がとびこんで
くるものも好きである。
ものごとの組み立て、クライマックスへのもっていきかた、
話し方のメリハリなども勉強になる。
人を悲しませることも怒らせることも
簡単にできるけれど
笑わせることはちょっと工夫や努力が必要だし
だれにでもできることではない。
日々の生活の中で自分もできるかというと
まったくできないわけで、
お笑いの人はスゴイなと思う。