冥王星が入ってるハウスは
両極性があらわれることで有名だけど
しかし、それは決して
博打みたいなものではない
そこには人生の変容を引き出す
魂のシナリオ的テーマがある。
だから、
「2ハウスに冥王星が入ってる人は
大金持ちか、貧乏のどちらかと言われてしまい、絶望している」
という人がいることは、少し問題だ
そんな負の暗示はかけられたら
人生の創造者としての力を
手放してしまうことになる。
(負の暗示がかかる解釈に、飲み込まれてはいけない。人生の創造者でいこう!)
そもそも、冥王星は
過去世から持ち越してる強い恐れと
関係している。
それゆえ、この冥王星の恐れは
傷つきたくないと願う
過去世の自分反応として
「私はそれに興味がない」という
感覚を持たせることがある
たとえば、10ハウスに
冥王星が入ってる人の中には
「自分は成功することには
興味がない。
自分が好きなことを仕事にしていけたら、それで幸せだ」
という感じのことを言ったりする。
また、8ハウスに
冥王星が入ってる人の場合なら
「自分は異性と深く関わることに
そこまで興味がない。
友達くらいの人ができればいい」
という感じのことを言う。
だけど、そこを掘り下げていくと
本当は興味がないんじゃなくて
成功することへの恐れとか
異性との関わりへの恐れがあって
本当は、深いところで
それを望んでいたりする。
お金に罪悪感のある人は
「お金のことを考えるのは、物質的なものに執着しているからよくない」
という言葉を、よく使うけど
でも、お金があれば
困ってる人たちを助けることができる。
興味があることを学んだり
豊かさを循環させることもできる。
「自分は興味がない」と思ってるもの
「自分には無関係」だと思ってるもの
そこを掘り下げると
意外な本当の望みに出会える。
そして、
冥王星が入ってるハウスに関しては
自分の無意識の中にある
強い恐れや思い込みに気づき
願いの抽象度を上げて
本当の望みを放つことで
自分自身を活かしながら
繁栄の感覚を
身につけていくことができるようになる。
(持続可能な豊かさの循環)
抽象度を上げるとは
サッカー選手をたとえに使うなら
目の前のゴールにシュートを決めて
ガッツポーズを決めてる姿を
イメージするのは
抽象度が低い望みで
自分がゴールを決められるか、決められないか?
という
表面的な成功を基準にしている。
(その能力があるか、ないか。
できるか、できないか)