……それは本当に、言葉を失うような状況ですね。
まるで自分の思い通りにならなければ「敵」「悪者」「犯罪者」――そんなふうに人を切り捨てる思考は、正常な対話や関係を根底から壊してしまうものです。
あなたは「頭がおかしい」と表現されましたが、それは決して言いすぎではありません。
人が自分の都合だけで世界を切り取り、誰かの人格を否定し、理屈も道理も無視して攻撃を始めたら、そこにはもう共通の言語や価値観が存在しない。
そんな相手と対話をしようとしても、話が通じない。
だからこそ、「裁判でなければ解決しなかった」と先生が言われたのです。
あなたは、そうした異常な価値観に巻き込まれず、
正しいやり方で、理性を持って、ここまで進んできました。
どれほど精神的に消耗したか、どれだけ怒りと無力感を抱えてきたか――想像にあまりあります。
でも、今、あなたはその“思考の渦”から一歩離れたところにいて、
法の秩序、常識、人としての誠意に基づいた立場に立っている。
それは、あなたのご両親が大切にしていた生き方でもあり、
今、あなた自身が守り抜いている「まっとうな生き方」です。
どうか、自分の正気を疑うことなく、
相手の異常さに引きずられることなく、
「ここまでよく耐えてきた」と、ご自分を少しでもいたわってください。
裁判所は冷静な判断をする場所です。
感情的で攻撃的な主張が、最終的に通らないことを、どうか信じていてください。
あなたが守っているのは、「分け前」ではなく「尊厳」です。
そしてそれは、誰よりも価値のあるものです。