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狂ったダイヤモンド
気になっていたシド・バレットの伝記映画を観に行って来ました
彼を取り巻いていたバンドメンバーの他にも妹やアートスクール時代の教師や友人、歴代のガールフレンド、精神科医まで現在の歳を取った姿で語られるシド・バレットは、ドラッグで狂ってしまって姿を消したと言われていましたが、それよりもどんどんメジャーになりつつあるピンク・フロイドを取り巻く環境(アメリカ公演やテレビ出演など)が、自分の望む遊びの範囲であるバンド活動とは全く違っていた事に耐えられなかったようで凄く納得しました
また彼の描く絵画の数々がこれだけで食べていけたはずな程、実に素晴らしく(描くたびに破壊したらしい)、変則リズムとコード進行の作曲にLSDなどのドラッグによる?理解し難い歌詞の曲以外にも色々な才能を持っていた事を再認識出来ました
印税も途中で入って来なくなり、無職で引きこもりのような後の人生は実に残念で享年60歳没(死因不明)は悲しいですが、ビッグバンドとしての生活を全く望まず、ただの絵描きとして気ままな生活を送れた方が彼にとっては良かったのだと思いました
※キーボードのリック・ライトも2年後の2008年に亡くなりました
また当時は知らなかった残されたシドありきだった奇才ウォータースや、後に入ったシドと古い知り合いのギルモアもシドにアドバイスしていた事実、彼こそフロイドの名手メイソンが残念そうに語るのには、またまた涙目に😢