フランスのバラの村 ジェルブロア2 | Le Jardin

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いつも傍らにいるものを大切に





ジェルブロアは 中世の頃 宗教戦争が繰り広げられ  要塞都市だったそうです。

画家のアンリ ル シダネールが 訪れた時は
中世の破壊された姿で 長い間眠りについた村を 修復すれば 素晴らしい村になると確信したそうで
1901年に移り住んで 建物の修復をし村のすべての家々に バラの花で飾り  15世紀から17世紀に建てられた家々が並んでいます。
ル シダネールの感性と実行力で 美しいバラの村になりました。
1938年に賞をいただいて 翌年 長年住んだジェルブロアで 家族に見守られ亡くなりました。




去年は パリの北駅より電車に乗り 乗り換えて 駅からタクシーで行きましたが
駅前は何もなくて 地元に住んでいらっしゃる方に 前もってタクシーの手配をお願いしました。
今年は 旅行前に 空の旅に連絡して 当日ホテルにドライバーの方が迎えに来てくださり 大きな車で 往復しました。





それぞれの家に  バラの弦がキレイに誘引されて よく見ると 針金を使っている所がほとんどでした。






ピンクのバラが多いですね*




この村のように
ネコちゃんも タチアオイの側でのんびりと



いつも 本で紹介される メゾンブルー
村の中で2番目に古い建物だそうです。

去年は家の前に黄色のチューリップが咲いていました。



この場所も 中世の頃 馬車が通ったんですね




メゾンブルーの すぐ後ろを通って 少し坂道を登って行きます。



この村では  藤の花の紫がキレイで なかなか紫のバラを見ませんでしたが 一軒 素敵に咲いていました。



去年も ここで立ち止まり 眺めた家
弦紫陽花がキレイで  雰囲気のある家でした。




バラ園に入ると 至るところに絵が置いてあります。
ほとんど変わらぬ風景です。


黄色   白   赤  ピンク  紫  と 分けてある花壇とバラ





このバラ園で ひときわ目立ったバラでした。






バラ園の出入口

一人の男性の方が 一生懸命 花壇やバラの手入れをしていらっしゃいました。




ジェルブロアの村の入り口付近に戻り
バラのアイスケーキをいただいて*






ケーキをいただいた前の家では 日本を良く知る方が お庭を見せてくださり  近い内にレストランを開かれるとのことでした。
ちょうど 工事もしていたので 行かれる方は  寄られたらいいと思います…

残念だったのが  本で見たドアに出会えなかったことです。
見落ししていたのかもしれません。


6月30日のことです。
車で往復 四時間くらいでした。



11月に入りました。


みなさまに  素敵時間をたくさん過ごされますように*