肝臓に転移した癌があり、それを抗がん剤で小さくしてから手術することになったステージ４の患者さん、Yさんでした。元々は大腸（直腸）癌でした。大腸がんの手術のときには、すでに肝臓に癌があったので、そこから私がお手伝いすることになりました。幸い、大腸がんの方は無事に済み、そこから抗がん剤を開始。
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マレーシア政府認定のウェルネス・メディカル気功。そのウェルネス・メディカル気功の気功師(ジンジャン政府複合病院傘下の保健省認定ホリスティックセンターで気功施術者として勤務)でもあり、プライベートでも病気や怪我や身体の不調、メンタルヒーリングなどの対面式、遠隔施術の両方を行うRoseのブログです。
ちゃんと、病院内でも距離は短いですが、
散歩をしていたYさんです。
どれだけ、体力と筋力が大切かということを
知っています。
歩けないときから、少しずつ１歩でも良いので、
私は癌患者さんには歩いてもらいます。
筋力を必要以上に失わないようにです。
それと呼吸法はセットで、頑張ってもらいます。
なぜなら、癌細胞は酸素が天敵ですから。
呼吸法をすれば、血中酸素が３５％増えるので、
癌細胞が嫌がります。
また、
酸性体質に傾くと、
これまた癌細胞にとっては、絶好の環境。
ところが呼吸法をすると、てきめんに身体が
アルカリ性体質に向かうので、
癌患者さんにとっては、呼吸法が実に大切です。
それも血流が良くなるので、リンパ液も循環が良くなります。
良いことずくめの呼吸法です。
肝臓は一部摘出でしたが、同時に
胆嚢も取る必要がありました。
それで、脇腹も痛かったYさんですが、
その肝臓や傷跡の状態は術後３週間も経ったら、
かなり良くなっていました。
そして、早めに退院出来て、今度は術後の検査日。
今のところは、肝臓は落ち着いているようです。
最後の抗がん剤が３クール。
これで一区切りがつきます。
後は再発させないこと。
癌細胞が決して無くなったわけではないので、
それが成長しないように、ずっと冬眠状態のままで…
ステージ４になると、そうやって、癌細胞と共存する形になります。
でも、それは怖いと思うのは、考え方ひとつで変わります。
なぜなら、人間は健康であっても、
毎日、細胞のミスコピーはありますから。
健康体でも１日５千個ぐらいは
癌細胞が出て来ると言われています。
それが、腫瘍になるのは、免疫力が低下して
しまっているからです。
腫瘍になる前に、通常は私たちの
免疫が退治してくれているわけです。
日本では２人にひとりは癌になると言われています。
だから、誰でもガン細胞は持っているので…
そう考えたら、
誰でも健康に留意することが必要になって来ます。
何もＹさんや、他の癌患者さんばかりのことではないのです。
幸い、Ｙさんは打たれ強い感じがします。
だから、滅多に落ち込まないので、幸先良し。
一番の薬は、心の持ちようであることが多いです。
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