過去世のことでちょっと思い出したことがあったので、
記事を書きたいと思います。
5、6年前だったか、
「過去世のことなんて知ったって、何の意味もない。
だから自分は知りたいとも思わない。」
と、断言している人に会ったことがあります。
その人の話を聞いていた私は、
口には出さなかったけれど、過去世に興味がありました。
当時は自分の霊的能力をまだ取り戻していない時で、
知っているスピリチュアル系の情報も限られたものでしたが、
それでも漠然とした興味はありました。
過去世のことなんて知っても意味がないと言ったその人のように、
目に見えないこと、現実的ではないことは信じないという人は、
今の世の中には多いと思います。
「絶対に、目に見えることしか信じない!」
と言っている人にも会ったことがあります。
私はそういう人のことを否定するつもりは全くありません。
どのような生き方を選ぶのかは、その人の自由であり、誰にも口出しできないことですから。
今世を3次元で卒業すると決めている魂の人は、
今世では過去世云々、目に見えない世界云々には興味を示さず(示したとしても表面的な興味で終わります)、
地球以外の惑星で、来世を迎えることを望んでいるのでしょうから、
外部の人が余計な干渉をすることはできないのです。
それは目に見えない世界の、
ある種の掟のようなものかもしれません。
でも、今世で意識の覚醒、目覚めを望んでいる魂の人は、
遅かれ早かれ、いつかは過去世の癒し、昇華に着手するときが来ます。
スピリチュアルに関心がある人であれば、
そっちの方向で対処する人が多いのかもしれませんね。
または、目に見えない世界ではなく、現実世界の中で対応する人もいるでしょうから、
人それぞれのやり方で行うことになるのでしょう。
この地球上で、5次元意識で生きるのであれば、
いずれはすべての過去世の統合を行うことになります。
それは、カルマの繰り返しからの脱却でもあります。
今世ですべての統合を行う魂、来世以降で統合すると決めている魂、
それぞれの計画通りに、目に見えない世界では様々な事が進んでいることと思います。
どういった魂の計画があるにせよ、
過去世のことに興味があっても、
まだ過去世のことが浮上してくる時期に来ていないのであれば、
今自分の目の前にある現実と向き合い続けるしかありません。
今世での自分と丁寧に向き合うこと
それが過去世の自分と向き合うための準備として、
一番重要で、大切なことだと私は考えています。
YUKARI