自己啓発、スピリチュアル系の本、ブログなどは世の中に数えきれないほど存在しますが、その数に比例して、真の幸せを手にする人が増えていかないのはなぜか。
なぜ、自己探求や目に見えない世界に興味があっても、表面的に気分が高まるだけで、人生堂々巡りをすることになるのか。
なぜ、いくつもの本、ブログ、SNSを読んでも、セミナーや講習会などに参加しても、根本的には変われないのか。
それは、情報に触れることで自分は変わってきている、気分がよくなった、だからそれで満足だ、と思っている人が大半だから。
自分にとって心地の良い言葉を並べた情報を、自分で掘り下げて見ていくことなく、見聞きして終わりにするからです。
目に見えないことは信じないという人が、スピリチュアルな世界のことを見下したり、危険だといったりするのは、そういうことが一つの要因になっているんじゃないかと思えませんか?
目に見えない世界を信じてる人って、たいして幸せそうじゃないよね。
良い言葉に洗脳されている、なんかの怪しい宗教みたいだよねって。
まあ、現状からすると、そういう批判が出てくるのは仕方がないのかもしれません。
実際、わたしの知り合いで、洗脳騒動に遭ってお金を取られ、訴訟にまで発展した人もいましたから。。
誰がどう言おうと、自分の信じた道を進んでいけばいいですが、
スピリチュアルなことに限らず、自分が触れる情報はちゃんと自分でかみ砕いて、自分にとって必要な情報かどうかをしっかり見ていく必要があります。
そうでないと、情報に触れるだけで満足して、ニセの幸福感の中で生きることになってしまう。
情報をむやみに自分の中に取り入れたことによって、不安な気持ちになることもあるでしょう。
そのような状態になることが、本当の自分が望んでいることなのかどうかは、冷静な頭で考えればすぐにわかります
今は、簡単に知りたい情報が手に入る時代ですから、一昔前と比べると、本当に便利な時代になりました。
便利になった分、触れた情報を自分で精査することなく、すべてを鵜呑みにしてしまう人がより増えたのでしょう。
賢明な人は、情報を手に入れた後、その情報を自分の中で咀嚼して、自分にとって有用なものにしようとします。
だから、情報に踊らされることなく、今の自分に必要な情報だけを有効活用していける。
有効活用することで、人生がより良い方向へと向いていくわけです。
情報を自分の意志で取捨選択できる賢い人になる。
選択して取り入れた情報を、より良い人生のために有効活用していける人になる。
今を生きるすべての人に、求められている資質なのではないでしょうか
温もりヒーラー ゆかり