MRI検査の結果、昔から言われているように良性の嚢胞で
手術不要で、年一回レントゲンを受けるように押し付けられました![]()
18年前に健診で見つかり、以降大きく変化もせず嚢胞と言われていました。
ただ、症例が少ないので念のために手術で取って調べる、
針差して中身を調べるなどの提案はありましたが、断ってきて
この10年放置しました。
近所の内科医が「カルテの保存期間が7年だから、そろそろ行ったら」というので
受診したら電子カルテなので、カルテはしっかり残っていました!
最初の頃なんかCT検査をしょっちゅうさせられ、余計な被ばくしてるんですけど。
今の主治医になってから2回CT検査しました。
出身大学で胸腺嚢胞をよくみていたとかで、
呼吸器外科のベストドクター(医師がみてもらいたい医師)に選ばれてる先生で
信用はしてますけどね。
見つかって20年近くたってますけど、いつまで経過観察するのか?
症状も大きな変化もないのに、余計な被ばくはしたくないんです。
2年に1回とか、症状出てからではだめですか?と聞きましたが
年1回のレントゲンを押し付けられました。
先生は来年の3月で定年だそうで、予約を入れさせられました。
来年以降の主治医には「いつまで経過観察するのか?」しっかり問いたいです。
ましだったのは余計な手術や生検は受けずに済んだことです。
嚢胞にみえても元腫瘍のもの、奇形腫のものがあるそうで(去年知りました)
それらと嚢胞との区別が難しく、結果的に無用な手術を受けた方もいらっしゃるようです。
それが10年放置している間にMRIの性能が上がり
生検せずに奇形腫との区別がつくようになったこと、
年月経た上での変化で元腫瘍か嚢胞かの判断がついたこと、
それはとても良かったと思います。
嚢胞か元腫瘍かを区別するために手術して、やっぱり嚢胞だったと伝えると
患者さんに「私は手術は必要なかったんですね」と言われ、
「外科医としては返す言葉がない」と先生は仰っていました。
医療って所々やりすぎ感があります。
しかも患者の体なのに患者に決めさせない。
これは大きな問題だと思います。
先生は「元からある良性の疾患と新たながんを勘違いして放置して死んだ人が何人もいる」と言ってましたが
人間っていつかは死にますよね。
何を言っているのか?と思いました。
