アンネ・フランク形見のバラ photo byしゃけくま



カオルノ(薫乃) photo byしゃけくま



コウサイ(光彩) photo byしゃけくま



夫のしゃけは、3日前の夜からもうれつな痛みが襲ってきて、
丸2日の間、食べ物も水もまったくのどを通らなくなった。
あまりの痛みのために声も出ない。

急遽、訪問看護師さんに連絡を取る。
日曜日にもかかわらず、20分もしないうちに来てくれた。
でもあまりの痛みに看護師さんもどうすることもできず・・・。
病院と違って点滴とかできないしね。

夜中の3時に、夫のベッドわきに置いた鈴で起こされる。
呼吸器のホースがべたべたする、
ipadの充電器が溶けかかっている、
シーツが襲ってくる、
などわけのわからないことを言い出した。
譫妄状態というのだろうか。

それをひとつひとつわたしが触ってみて、
なんの異常もないことをわからせる。

わたしは本気で入院させることを考えた。
病院で、この痛みを緩和してもらったほうがいいんじゃないか。

ようやく痛みの地獄から抜け出したのが月曜日の昼ごろ。
幸い、昨日は訪問診療でドクターが来る日。
訪問看護師さんから連絡は行っているけれど、
わたしからも状態を詳しく説明する。
水曜日に病院でMRIを撮ることになった。

夜にはだいぶ症状も落ち着き、食べ物が入るようになった。
ひとまず一安心。
でもこんど、わたしがめまいを起こすようになり、
なんどもふらついて転んだり、壁に手をついたり。
介護は壮絶なものだ、と身をもって感じている。

ピース photo byしゃけくま



ハコネウツギ(箱根空木) photo byしゃけくま