わたしのイチオシ本「十六冊目:松本翔編2」 | 株式会社ローズ・ビルサービス 公式ブログ

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ゴールデンウィークですね。

ゴールデンウィークが和製英語でそもそもは映画会社による宣伝用語だったことはご存知の方も多いかと思います。

というわけでたまには映画の話題でもといきたいところですが、
映画にはあまり詳しくなかったりするのでイチオシ本をお送りします。


ブログ管理人の1人松本翔の2冊目のイチオシ本です。

1冊目はコチラ

前回は漫画を紹介させてもらいましたが今回は小説です。



『天久鷹央の推理カルテ』知念実希人(新潮文庫nex)


この作品は現役の内科医でもある作家・知念実希人(ちねんみきと)による医療ミステリーです。

医療ミステリーというと専門用語が多く読みづらいモノも多かったりしますが、
この作品は連作短編集で1つ1つの話はコンパクトで専門用語なども登場人物の会話の中でテンポよく自然に解説されるのですごく読みやすいです。

また新潮文庫nexという昨年8月に新潮文庫創刊100周年で新たに刊行されたレーベルから出ていて、
このレーベル自体が既存の新潮文庫作品に比べてライトな作品が多い印象です。

イラストをライトノベルの『灼眼のシャナ』『涼宮ハルヒの憂鬱』で有名ないとうのいぢさんが手がけているのもポイントかと思います。


2月末には2作目も発売され今月末には早くも3作目の発売も控えている注目のシリーズです。

私はまだ1作目しか読んでませんが(笑)


よろしければご一読ください。



シリーズ第2作『天久鷹央の推理カルテII: ファントムの病棟』(新潮文庫nex)


記:松本翔