Kスタ宮城で行われた合同トライアウトで、
もう一つ、感慨深い姿があったので…。
2006年シーズン、球団創設2年目の楽天イーグルス。
前年最下位の屈辱を晴らすべく、野村克也監督を迎えました。
ところが開幕から誤算続き。
ローテーションの柱と期待した岩隈、助っ投バワーズが故障で離脱。
投手陣の柱がないまま、開幕を迎えることとなりました。
そこで、野村監督が開幕投手に指名したのが、一場靖弘投手でした。
野村監督は、指名した理由を「消去法や。他にいない」
と話していましたが、これは野村監督特有の叱咤激励。
ケガで復帰のメドが立たない岩隈に代わり、
「柱として成長して欲しい」という気持ちが込められていました。
実際、この一年、ローテーションの柱として起用しました。
一場も期待に応えるべく、開幕戦で好投するなど、
前半は活躍したものの後半失速。
一年間30試合に先発し、7勝を14敗。
しかし、翌年以降に期待を抱かせるシーズンでした。
そんな一場について、いつも指摘していたのが
「ハートの弱さ」でした。
「一場はいいものを持ってる。これは天性。努力で得られるものじゃない。
ただ、(胸を指して)ここの問題」といつも話していました。
「それを克服すれば、本物のエース」とも…。
ところが、一場はこの年の経験を活かせず、
2006年以降低迷。
2009年にはヤクルトに移籍。
それでも結果が出せず、今シーズンオフ、自由契約となりました…。
現役にこだわり、チャレンジの場となったのがKスタ宮城。
もう一度、出直すには最高の場所。
橋本同様、頑張れ の声をかけたいです…。
