イギリスでのBRPの取得 No.1 | メディのイギリス暮らし

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イギリスの北ヨークシャーにあるハロゲートという小さな町での暮らし

めっちゃくちゃ久しぶりにブログの方に来ました。

もうブログ更新をはしないかなーって思っていたんだけれど、私が経験したBRPの取得のことに書いたらきっとこれから取ろうと思ってる方やどうやって進めていっていいのかわからないって言う方の役に立つかな?と思って、記録として残しておこうと思います。

イギリスに在住ではな方にとってはなんだろうな?って言う問題なんだけれど、海外生活でその国、その国で方針が違います。

イギリスの政府はこういうことをやってるんだなーって思ってくれたらまた面白いかも?まぁ、具体的な話になったりするので、わからないことがあると思うので、関係ないなって思ったらスルーしてください。

 

BRPとは

バイオメトリック・レジデンス・パーミットの略です。

イギリス政府のサイトで日本語で書かれているのを見つけました、詳しくはこちらからどうぞ

 

 

2015年からイギリス政府ではこの導入を始めましたが、当初はこちらを申請するのにかなりの料金がかかりました。

このパーミット(許可書)は何に実際に使われるのかというとBRPカードの保有によって英国内での就労、就学、または公共サービスの利用権利を証明するものというのが目的です。

でも、私がイギリスに学生から結婚して移住する形になったのが20年前(結婚してから最初の1年間はお試し?ビザがおりて、その翌年に永住権のビザがおりました)。

今までは永住権を証明するのは期限が切れたパスポートの証書だったので、イギリスの外に旅行に行って戻ってくる際には必ずこの期限切れのパスポートを持参していました。

期限切れのパスポートと今のパスポート、2冊持って海外旅行をするっていうのがこの20年、当たり前のようにやっていました。

 

イギリス政府の方もこの20年の間に方針がどんどんと変わり、ビザを取得するのにものすごい料金を払ったりしなければいけなくなったり(私の時は全然高くなかったです)、元々持ってるビザから次のビザ(学生から結婚とか)の移行が難しくなったりとしてきてるなーっていうのは噂では耳にしてましたが、私には終わった事だから関係ないなーって思いながら生活していました。

 

お仕事をする人にとってこのBRPが重要になってくるという噂も耳にしていましたが、私には関係ないわーって思ってましたが。

実際に転職する際に普通のスーパーマーケットでも外国人でこの国で合法で働けるかというのにこのBRPを持っていなければスーパーにですら転職すらできないという事も聞いたことがありました。そうなんだーと人ごとのように聞いてました。別に転職する気もないしなーって思ってるし。

 

そう思ってる中、イギリス政府の方もEUから離脱した今、外国人を取り締まるにあたって外国人に登録して欲しいのか、今まで有料だったものを無料化することにしたようです。(ただし、完全に無料っていう訳ではなくて手数料やオプションなどをつけたりすると料金が発生する仕組みになってました。このことはまた後ほど)

このBRPの取得するのに提出しなければいけない書類を集めるのに面倒だなって思っていたんです。20年という年月のイギリスに在住しているという証明。1年とか5年とかの証明じゃなくて、20年!っていう証明が気が遠くなってて。何をどうやって集めたらいいのかわからない、面倒だと思っていたのです。

 

BRP取得の動機

まだイギリス人(日本国籍を破棄してイギリス国籍になること)はまだ考えてません。でも、もしイギリスになりたかったらBRPが必要になる?!らしい。

でも、まだ日本人としてこのイギリスで生きていくのにその都度、国の方針に従っていった方が住みやすいかな?って思うようになりました。

イギリスに入国する際に自動入国機?っていうの?が日本のパスポートでは適用されます。(導入されているのですが、実はまだ使ったことがありません。っていうのも13歳以下の子供との入国になるとその機械が使えなかったので、普通に人との対話の入国審査をマンチェスター空港でコロナ前に受けました)パスポートは問題なくとも永住権のビザが昔のパスポートに貼ってるというのにこれからイギリスに入国する度に問題になるのかなーって思ったり。

もしも、ダンが何かの形で扶養家族ではなくなり私一人で生きていかなければいけなくなった際にこのBRPを持っていないという事で問題が出てきたりするのかな?とか。

公共サービス、例えば住宅ローンやらカードやら、車の保険、または年金やらNHSの恩恵を受けたりするのに外国人だからこそ必要になるかもしれない。

これらは全て(住宅ローンを含めて)期限切れのパスポートの永住権を見せたらできていた事なんですこの20年間。でもだんだんとデジタル化している世の中、それでは通用しなくなってくる日が来るようになるんじゃないか?って思うようになってきました。

 

中でもBRPもいずれかは違う形になるようです。(こちらも後ほど書きますが、2024年からオンライン化になるそうな)そうなった時に、BRPを持っていた方がスムーズに移行できるんじゃないかな?って思いました。だって、それだけの書類などを集めて提出してBRPを取得した訳だし。(でも、もしかしたらそれまで待った方が良かったのかもしれない?でも、その際にももしかしたら、在英証明が必要になるかもしれません。そしたら20年以上の書類を集めなければいけなくなるから、先延ばしにするのは良くないなって思いました)

 

日本からイギリスに学生やワーキングホリデー(YMS)、もしくは結婚などで来てる人はすでにこのBRPを取得するように命じられているはずです。イギリスに着いたらすぐにその手続きをしなければいけないようです。

YMSで来てる子の転職のお手伝いをしたことがあるのですが、転職をする際にこのBRP用いた労働証明を普通に転職先の方が聞いてきてました。会社側から政府のリンクが送られてきて、そこにBRPの詳細を記入します。そうすると、ユニークなコードが得られるのですが、それを会社側にシェアーして提出するという形でした。とてもスマートにできてる方法だなって思いました。

 

もし私が今、路頭に迷い仕事を探さなければいけなくなった時にこのBRPを持ってないが為に例えば国から保障されるベネフィットの支給が遅れるかもしれない。新しい仕事を見つける際にBRPを持っていないが為に見つけられず収入が得られないっていうことがあるのではないかと思ったりしました。(まあ、突然にそうはならないと思いますけどね。極端な話っていうことで)

 

あとお友達が娘さんの学校の修学旅行(海外)の際に保険をかけるのに、自分がBRPを持っていないから自分が適用する欄がなく、自分が持ってるビザの部分をコピーして送ったとも言っているのを聞きました。

私の場合だったら自分ができなかったらダンにやってもらっちゃえばいいやって思っちゃうんだけれど、そうやって身近な場面で自分がイギリスに住む外国人だからという事でそれまで問題なく生活してきているのだけれど、そうやって支障が出てくる場面も増えてくるのかなー?って思うようになりました。

 

 

実は昨年の9月にちょっとBRPの取得を考えたことがあったのです。今から約半年前〜(笑)

9月と10月に旅行があったり、クリスマス前になり忙しくなったりしてできませんでした。

新年になりようやく、おもーい腰が上がり実行することにしたんです。

 

週末にすすめていくことにしました。それが、1月の下旬。

 

 

BRPを申し込むにはこちらのサイトから申し込みをしていきます。

  1. Start
  2. Application
  3. Documents
  4. Declaration
  5. Pay
  6. Further actions

っていう項目に従って進めていきます。

 

次回にはどんな書類を私は集めたかにします。私としたことが、断捨離してあるべき書類がなかったので、どうしようーってなったのですが(苦笑)なんとかなりました。