天然酵母に挑戦 | メディのイギリス暮らし

メディのイギリス暮らし

イギリスの北ヨークシャーにあるハロゲートという小さな町での暮らし

パン作りに再度スウィッチが入ってきています。

 

今まではイーストで食パンとかお惣菜パンなど作ってましたが、まずカンパーニュ作りから入ったらパン作りの奥深さにまた魅せられ、イーストではない天然酵母液から作ることはできないだろうか?と思いました。

 

ネットで検索すれば色んな天然酵母を作ってる方がいて、私にもできるんじゃないか?と思いはじめて、初心者にも作りやすいというレーズン酵母からチャレンジしてみることに。

実は前にチャレンジした時は知識もなく、普通のレーズンを使用して全然酵母ができませんでした。だからイーストでいいやーって思ってたし。

でも、今回は湯ざまし、オーガニックレーズンを使用しての再チャレンジです。

 

理科的な実験みたいな感じではなくて、本当に私は適当に日にちを見てまして・・・・。いつ開始したのか覚えてないー。

 

酵母づくりも見様見真似でやってるから本当にできるか半信半疑の状態で数日。

 

 

これは確か、初期くらいかな?まだ液も濁ってないし。

 

そして、そろそろいいんじゃない?っていう感じがこちら。

 

 

下に沈殿物(オリって言うらしい)が溜まり始めてるのがわかります。

 

濾して液を瓶に移し替えて、酵母が出来上がった様子。

 

 

でも、ここまで本当に酵母作りができてるのか腐敗してしまってるのかっていうのがよくわからなかったの・・・。

臭いも臭くはないけどこんな臭いでいいのかなー?とかドロドロになってる感じの液を見て腐敗しちゃったのかなー?とか。

 

この酵母でとりあえず当日にできるストレート法でバターロールを作ってみることにしました。

 

それでも1次発酵に5時間もかかった!!

 

結局夜に焼き上がったのがこんな感じ。

 

 

いつも思うんだけど、バターロールの成形ってむずかしー。

 

 

発酵がちゃんとされてるか、発酵しすぎたのかとかもどうかも不安だったんだけど、いい色がついてるから発酵はちょうどよかったのかも。(発酵しすぎたりすると色がつかないんだそう)

 

でもね、ネットで見かけたのが天然酵母を使ったパンでお腹壊したという例を見かけて、めっちゃ不安に陥りました・・・。

私が見様見真似で作ったパンで家族がお腹壊したら申し訳ないなって思って、まずは私が毒味をしてみることに!

 

 

 

めっちゃ熱々だったから生地はこんな感じになっちゃってるけれど。

夜に味見(毒味!)をしてみて、朝まで大丈夫なら家族もオッケー!って言うことにしました。酵母ならではの甘味、風味が感じられました。

 

 

そしてお腹も痛くならずに朝を迎えました〜(祝)

 

 

そして、翌日に冷めたパンの断面図はこんな感じ。

 

ちゃんとふっくら発酵ができてる!

これって、成功じゃない!?

 

もう一つストレート法でパンを製作中。

こちらの方は発酵に時間をかけるタイプで、まだできてませんが、今晩の夕食にと思って作ってます。

 

これが焼けたら今度は中種を作った方法でカンパーニュを焼きたいなって

思ってます。

とりあえず、酵母が腐らずに出来上がってよかったよ〜。

一回酵母ができるとお水や酵母菌の餌となるお砂糖や蜂蜜を足すと繋ぎが作れるそうです。

それをちゃんと管理してたら1年とか保つそうなんだけど、やっぱりお腹壊したりするのが怖いから数回で使い切りたいな。