イギリスのコロナ事情 | メディのイギリス暮らし

メディのイギリス暮らし

イギリスの北ヨークシャーにあるハロゲートという小さな町での暮らし

昨日、イギリス政府のアナウンスがあってロンドンやその近郊(南東あたり)などが事実上のロックダウンになると。そのエリアなどはティア4だそうです。

(今まで、3段階のだけだったのがいきなり4が現れました)

それまでクリスマス前後に人の関わりの緩和があって、

3家族まで集まれるとなっていたんだけれど、

そのエリアの4はそれがダメになりました。

 

ティア4は事実上のロックダウンです。

不要不急な外出はだめ、お店もスーパーくらいしか開いてない。

美容院などは閉まってしまいます。

 

 

他のエリアではクリスマス前後ではなくて、

クリスマスの当日25日に限り家族が集まれるともなりました。

(でも、この25日のクリスマスがイギリスではとっても大事な時ってわかります、でもこの1日を許したらそれこそ一気に広がると思うんだけれどって私は思いますが・・・・イギリス人はそれも我慢できないみたい。

まぁ、一人暮らしをしている人にとってはとても寂しい事っていうのはわかります。でも、その3家族っていうのがわからない。その家族が4人家族かもしれないし、5人かもしれないし。❌3でもしかしたらお家の中に12人集まるかもしれない!!日本人なら大人数になっちゃうから今年は控えておこうって思うのが普通だったりするけれど、イギリス人は政府がそう言ってるんだからって平気で集まっちゃったりする人もいますから。

ルールはルールだからって自分なりの解釈するのが得意なの。)

 

 

 

でもね、イギリスって言うとあの地図全部のことをイギリスと言うと日本では思うのが普通ですよね。でも、イギリスのサイドにあるウェールズや北にあるスコットランド、そしてアイルランドの北部の北アイルランドがあります。それらの地域はそこの自治体(国のような感じの法律)のようなルールも存在していて、イギリスとは違うんです。なのでコロナに対するルールが違うんです。

 

だから、イギリスのイングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドそれぞれのルールがあって全く違うからかなりややこしかったりします。

ぶっちゃけ私が住んでいるエリア以外の場所はどのティアに属してるのか詳しくは知りません。

ハロゲートがある北ヨークシャー州はティア2です。

でも、ここハロゲートはティア3になってるリーズとブラッドフォードに隣接してるので、北ヨークシャー州は大きいんですが、ハロゲートは特に警戒が必要なんだとか。

 

 

 

とりあえず我が家での今年のクリスマスと年末年始は家族でおとなしくしておきます。

それに限りますね!

 

ダンの両親はハロゲートに住んでいますが、もともとクリスマスはそんなに一緒に過ごしていなくて、クリスマス前後に会うっていうのが毎年の恒例になっていましたが今年はクリスマスプレゼントを渡しに行くだけでお家の中には入らないでおこうってしています。

 

ダンの潰瘍性大腸炎がちょっと悪化していて、先週からステロイド剤を服用しています。

なので、ダンのコロナに対するリスクがやっぱり高いので我が家では外に買い物には行ってなくて、ほとんどオンラインで用事を済ませています。

子供達の学校が冬休みになり少しほっとしています。

と言うのもハナの学校で感染者が繰り返して出てて、ハナもクラスメイトの子が感染したと言うことで、濃厚接触者でお家で自宅隔離を2週間したりしました。

結局その後にあまりにも感染者が違うクラスで出てしまったようで、

2週間の学年閉鎖になってました。

ハナには症状も出てなかったので、検査はしませんでしたが一応その期間中はハナは自分のお部屋で自主隔離してもらっていて、もしもの事を考えて家庭内感染を避けるべく家族で対策をして気をつけていました。

 

それと、中・高生に当たる年齢の子(GCSEとAレベルの試験がある学年以外)は学校が1週間遅れて1月に登校することになりました。

その1週間はお家でオンライン授業となりました。

クリスマスの時にもしかしたら感染が広がって、それが新学期に学校で広がってしまうかもしれないという懸念からだそうです。

 

 

でもね、今ニュースでなっているのはロンドンなどで新新型!?コロナが出てるそうな

新しいコロナの形なんだそうです。

そのコロナって今まで以上に人と人の感染力が高まってるとか。

ただでさえ、毎日のイギリスの感染者数がすごいのに、

それ以上の感染力を持つなんて・・・・。

もう、マジですか?って言う感じです。

というか、国民はみんな1回は感染しそうな感じですねぇ。。。。

 

さて、イギリスで世界初にコロナのワクチンが実施されましたが、今のところの優先順位では高齢者やNHSの医療関係者や施設で働いてる人などが対象になっています。

ダンの病気の服用薬などからダンの優先順位は4番目くらいに当たります。

それで、ダンがワクチンを摂取できたら、少しは安心できそうですが、私までまわってくるのは随分先のことになりそうなので、当分の間は気をつけなきゃですね。

 

それともう一つ、忘れてはいけないのはEU離脱がもうすぐ。

今、交渉をしているところなんだそうですが、もうコロナでこんな国がこんなにもごちゃごちゃでさらにEU離脱がある。

交渉次第でこれからのイギリスの将来が全く違うものになりそうな、ならないような。

これからどうなっちゃうんだろうーっていう気持ちしかありません。