こんにちは。


検査部のHN:ルナです。

受精卵は、

透明帯というたんぱく質の膜に包まれていて、

胚盤胞まで育つと、

透明帯の一部を破って抜け出してきます。


これをハッチング(孵化)といいます。

しかし、

透明帯が破れない場合があります。

そうなってしまうと、

胚は閉じ込められたままになります。

透明体を破って抜け出す事が出来ないと、

当然、

胚は子宮内膜に潜り込んで、

きちんと着床する事が出来なくなります。


そこで、

透明帯に切れ目を入れたり、

透明帯を薄くしておく、

「アシステッド・ハッチング」を行います。

これにより、

移植された胚盤胞は、

ハッチングが容易になり、

子宮に着床しやすくなります。


写真は、

沖縄の海です。

皆様、

夏の予定はもう立てられましたか?