オオトラフアゲハなど | 世界のブナの森

オオトラフアゲハなど

オオトラフアゲハPapilio glaucus

 

獲物のクサカゲロウをぶら下げて飛んでいたガガンボモドキ。非常に敏感で、急斜面をかなり追い回す羽目になった。

 

アメリカらしいコガネムシの仲間

 

アメリカトチノキ

 

白い花をつけるマンネングサ

 

Hepatica(ミスミソウ)の花は遠からず撮りに行かねばならないが、早春のこの時期にはこれとBlood rootの2種しか咲いていないようだ。ヨーロッパ・日本・中国四川省・鬱陵島のブナ林で撮影しているので、あとは北米のみ。

 

クジャクシダのように日本で見慣れたものを思いがけず見かけると嬉しくなる。

 

ユリノキの折れた大木。倒木が発生するような嵐は、3月(湿った雪を伴う)と9月(ハリケーン)に集中するとのことだったが、国立公園のボランティアガイドのなかには話が大きくなる人も少なからずいて、事実を見極めるには注意が必要だった(常に早口なのでこちらの理解もついていかないし)。何度も尋ねているうちに、だんだん話のスケールが小さくなってくる。
林内には多くのギャップがあり、朝にはキベレギンボシヒョウモンSpeyeria cybeleが翅を乾かしていた。今ごろはダイアナヒョウモンS.dianaも発生の盛りを迎えているだろう。
USA,Tennessee, The Great Smokies, 2024.6.3-7