ジュウシチネンゼミ | 世界のブナの森

ジュウシチネンゼミ

ジュウシチネンゼミMagicicada septendecim and M.cassini 。大発生には違いないが、通常は木々の梢に三々五々ととまっていて、セミだらけになる場所はごく特殊な条件でしかないことをよく理解した。
 

木の根元に累々と積み重なったセミの抜け殻と死骸

 

夕暮れの自然林で見かけた2種のジュウシチネンゼミ。中央はMagicicada septendecim。

 

2種のジュウシチネンゼミの産卵。1枚目:Magicicada cassini, 2枚目:Magicigada septendecim。構図の関係で後者が小さく見えるが、実際には前者が小さく、後者はひとまわり大きい。

 

日中に羽化するジュウシチネンゼミM.septendecimを見ていると、羽化直後の最も無防備な時間に、明瞭な眼状紋が浮かび上がっている。

 

同じ場所に、同じような眼状紋をもつコメツキムシもいる。羽化直後の色彩はエゾゼミとほとんど同じ。USA, Illinois, nr.Chicago, 2024.5.31