自死のニュース | 一緒に歩いていこう、またそう言える日まで ~自死遺族の日記~

一緒に歩いていこう、またそう言える日まで ~自死遺族の日記~

反復性うつ病と診断されていただーさん。
闘病5年の末、2017年9月突然私を残し逝ってしまいました。

《一緒に歩いていこう》

これはだーさんと私の闘病ブログのタイトルでした。
今はだーさんの死と自分の生に向き合うブログです。

暗い内容です。










韓国の人気グループのボーカルが自死したというニュースが流れました。

私はグループの名前くらいは知っていたけどメンバーの名前は知りませんでした。

でも、ひとごとには思えないです。

彼が託したと言われる遺書の全文を読みました。

同じような言葉をだーさんから聞かされていたから、彼の言葉を読んだ時、どんなに辛かったか、どんなに苦しかったか、なんとなく想像がつきました。

そして必ず出てくる世間の言葉。

『家族は、周りの人は、止めることが出来なかったのか』

止めることが出来たなら、時間を遡らせ
られるなら止めるよ。

でもね。
答えは出ないんだよ。

止められることなく遂行したことは宿命だったのか。
止められなかった事もまた宿命だったのか。

答えは出ない。

彼の遺書にあった終わりの言葉。

『ただお疲れさま、と言ってほしい。
これまでよくやったと。

ご苦労さまと言ってほしい。

だーさんが
「もし俺が死んだら」
と伝えていた言葉と同じでした。

理解してあげたい。
でもね、残された側はやっぱり辛いよ。

責めはしないけど、八つ当たりはするよ。

だけど

「よく頑張ったね お疲れ様 ご苦労様」

って気持ちもあるんだよ。

辛かったもんね。
苦しかったもんね。



ジョンヒョンさんも辛かったんだろうな。
苦しかったかったんだろうな。

ジョンヒョンさんのご冥福をお祈りします。