どん底に落ちたとき


自分のなかから声が聞こえたんだ


手をはなせ

手をはなせ


必死に握りしめているその手をはなして

もういいから


あるがまま

なるようになる


もう自分で何とかしなくていい


そして私には何にもなくなってしまった


それからがスタート