「大人は知らないという恐怖」
※この記事はネタバレを含みます。
「ネタバレ嫌だよ」って人はバックしてね。
2023年8月頭頃に鑑賞した「イノセンツ」の紹介や感想を書いていく。
この記事を書くにあたって、「そう言えばいつ頃、どの辺りの席で観たんだっけ?」とチケットコレクションフォルダーを開いたのだが、イノセンツのチケットが見当たらない…💦
どうやら、チケットを購入したあと財布かカバンに入れて、帰宅している途中で失くしてしまったらしい…![]()
鑑賞チケットは全て専用クリアブックにとっておいてあるのだが、、、久々にやらかしてしまったぁ~💦
たしか今年6月頃に観に行った「ミーガン(字幕)」のチケットも帰宅後に失くなってたんだよな~![]()
多分頑張って探せば、どっちも見つかると思う…頑張って探してみます!!
8月頭に鑑賞したものの具体的な日時が思い出せないが、レイトショーで鑑賞して終電の一本前の電車で帰宅した覚えがある。
真ん中より後方で、通路側から離れた席で、アイスコーヒーとポテトをせわしなく口に入れながら鑑賞していた、、、。映画館のポテトって下手したらマックより美味しい。
さて無駄話はやめて、さっそく「イノセンツ」を語っていく。
「わたしは最悪。」でアカデミー脚本賞にノミネートされたエスキル・フォクト監督が手掛ける2作目。ヨアキム・トリアー監督の右腕として、「母の残像」「テルマ」「わたしは最悪。」で共同脚本を務めた。
撮影は、北欧映画の話題作を数々手掛けるシュトゥルラ・ブラント・グロブレンが担当する。
日本の漫画『童夢』にインスピレーションを受けて作られた北欧スリラー!!
【目次】
1.あらすじ
2.個人の感想その①
「◯◯だからこその面白さ」
3.個人の感想その②※ネタバレあり
「子役の演技スゴすぎじゃね?」
4.個人の感想その③
「ベンこのやろう」
5.費用対効果
6.まとめ
【1.あらすじ(を書くとしたらこんなん)】
郊外の団地に引っ越してきたイーダ。彼女には自閉症の姉、アナがいる。夏休みに同じ団地に住むベン、アイシャと仲良くなるイーダとアナ。
ある日ベンはイーダに、手を触れずに小石を動かせる超能力を披露する。どうやら、アイシャやアナもいつの間にかテレパシー等の超能力を使えるようになっていたようである。その超能力は日を重ねるごとに強力になっていき、4人のうち1人の子供が能力の暴走により取り返しのつかない事件を起こしてしまう。そこから、4人の間で大人の知らない静かなサイキックバトルが始まる
─ 。
【2.個人の感想その①】
「◯◯だからこその面白さ」
大人に助けを求めずに、子供たちだけで解決しようとするところに面白さがある。
前回の「竜とそばかすの姫」で、「なんで大人に頼らないんだよ~!!」みたいなことを口うるさく書いたが、あの作品はストーリー上「大人に頼らない事が不自然」になってしまうんだ。
すずの置かれた環境、周囲のキャラの立ち位置、時代背景的にあの場面は「大人に頼らないこと」が不自然なんだ。
だが、「イノセンツ」では、子供たちが「大人には秘密にして、頼らない」選択をすることによって物語の面白さが増すし、恐怖心や焦りも増す。
大人に頼らないことで、イーダがベンという脅威に立ち向かう時の緊張感が増す。
しかも、一定の距離があれば、他人に乗り移れる能力を保持したベンがいる限り、普段頼りになる大人でさえもいつかは包丁を持って襲って来るのではないかという恐怖もあって、「大人に頼れない」状況に納得がいく。
【3.個人の感想その②】※ネタバレあり
「子役の演技スゴすぎじゃね?」
4人の役者は9~12歳の役を演じており、おそらく役者本人も役柄相応の年齢だろう。
この映画はPG12(12歳未満の鑑賞には保護者の助言が必要)である。聞いた話によると、「イノセンツ」の子役たちは、撮影後この映画を見せてもらえなかったという。
そんな幼い子供が、「声・表情・動き」等全ての要素を駆使してあんな素晴らしい演技をしているのに感動した。
とくにアイシャというキャラは、作中でベンに操られた母親に包丁で刺し殺されるのだが、そんな悲惨な状況は生きていく上でまず起こらない。それなのに、母に刺されてから息絶えるまでを見事に演じきっていて感動した。子役の演技が迫真だったので、映像の生々しさと相まって思わず目を背けてしまった。あの猫の場面も同じく目を背けた。
【4.個人の感想その③】
「ベンこのやろう」
家庭環境があまりよろしくなくて、心に闇を抱えていて同情の余地があるのは、まあ分かる。
だとしても、アイシャを殺した時点で「ベンこのやろう!」て感情だったね。
だからこそ、イーダがオモチャの飛行機を使ってベンを倒す時に「おっしゃあ!!いいぞぉ!」ってテンション上がったもんね。
結局、母親の死体は部屋に放置したままだったんだろうね。腐敗臭とか「最近ベンママを見かけない」とかで団地の住人が気付きそうだけど…。
ベンママって見たかんじ水商売やってそうだったし、そういう職業の人って生活リズムとか価値観の関係で周囲との交流を絶つことが多いから、周りも普段から気にかけてなかったんだろうね。だからこそ、ベンもそれを分かっていて隠し通そうとしたんだろうね、、、。
【5.費用対効果】
鑑賞料金¥2,000に対して費用対効果は、、、
¥1,600
個人的に北欧ホラーってあまり馴染みなくて希少価値高めなんですよね。
それにこの映画の系統が自分に合っていたのでこの価額にしました!
【6.まとめ】
実写版『童夢』!?
大人にこそ観て欲しい異色の北欧スリラー!
子供たちだけで繰り広げられる静かなサイキックバトルを最後まで見届けたい!て人にオススメ!









