「そんな暗い顔してると

 ・・・

 来るよ?


2023年8/20に鑑賞した「ブギーマン」の紹介&感想。


(映画.comでの評価は⭐3.0(9/21時点))


目次

1.あらすじ

2.個人の感想その①

 「何故いじめっこが制裁をうけないのか?」

3.個人の感想その②

 「闇を使ったホラー演出が最高」

4.費用対効果

5.まとめ






1.あらすじ(を書くとしたらこんなん)】

母の死によって心に傷を抱えた女子高生セイディは妹のソーヤーと父ウィルの3人で生活していた。ウィルは自宅でカウンセラーとして働いているが、ウィル自身も妻の死により精神を病んでいるため、仕事が捗らない日々を過ごしていた。そんな陰鬱な生活を過ごしているハーパー家の元に、とある男が訪ねてくる。ウィルにカウンセリングを依頼するその男は、挙動不審でなんだか様子がおかしい。「こいつヤバくね?」と思ったウィルは、男が席を外した隙に警察に通報するが、そのタイミングで娘が帰宅し、例の男が母の部屋のクローゼットで首吊りジ◯ツしているところを発見してしまう。その事件以降、ソーヤーの部屋のクローゼットにナニかの気配を感じたり、ベッド下のナニかに襲われたり…様々な怪奇現象に見舞われる。そのナニかの正体は「ブギーマン」だと言われているが、果たしてハーパー家はブギーマンの魔の手から逃れることが出来るのか?ー





2.個人の感想その①

「何故いじめっこが制裁をうけないのか?」

ホラー映画に「いじめっこ」が登場する場合、終盤でいじめっこは幽霊からエグい制裁を受けるのがだいたいのテンプレである。

だがこの映画にでてくるいじめっこは、まったくブギーマンから被害を受けない。

だから、「ざまぁ要素」もないし主人公だけが痛い目に遭う。

そう、この映画でいういじめっことは「セイディの同級生の3人組のあの女たち」だ。彼女ら(とくにブロンドの女)は、セイディの服装(亡くなった母の服)を「死んだ人間の服を着るなんて、気持ち悪い!」と言って腐ったヨーグルトみたいなものをセイディの服にぶっかける。

他にも、セイディの誕生日パーティーを開催した時のこと。ご馳走やクスリ目当てでパーティーに参加しておいて、「つまんね」みたいな態度を全面に出したかと思ったら、セイディを例のジ◯ツ事件のあったクローゼットに閉じ込め、そのせいで、セイディはクローゼットに潜んでいたブギーマンに危うく襲われそうになる。ブチギレたセイディにビンタをかまされたいじめっこは、逆ギレの果てに「お前のことなんかみーんな!嫌ってるわよ!!(笑)」と吐き捨てパーティーを後にする。こーんなクソみてぇなキャラなのに、まったく制裁を受けない。何故ならブギーマンは心に傷を背負った病める人の家庭に入り込み、その家庭が崩壊するまで痛めつけるのが仕事だからだ。

このブギーマンの発動条件のせいで、ハーパー家ばかり可哀想な目に遭う。まあ、それがこの映画の良いところなんだけど、いじめっこも同じくらい、いやそれ以上に痛い目に遭ってほしかった~、、、。





3.個人の感想その②

「闇を使ったホラー演出が最高」

ベッドの下の隙間、クローゼットの中、地下へ続く階段、地下室…。普通の一般家庭にならどこにでも存在する、「闇」のスペース。

ブギーマンはそこからやってくる。

この設定により、闇を使った様々なホラー演出を見せてもらえた。「こういう驚かせ方があるのか~!」みたいな意外性はあまりないが、「来る」と分かっているのにどうしても驚いてしまう見せ方の上手さに感激した。

妹ソーヤーが消灯した部屋でテレビゲームをするシーンがある。ソーヤーの背後からブギーマンが迫ってくるのだが、その気配に気付いたソーヤーは電灯スイッチまで歩くのは危険だと、手に持っているコントローラーでゲームキャラに技を使わせることで、その技の明かりでテレビ画面を発光させ、ブギーマンの接近を阻止しようとする。

(ブギーマンは明かり(光)に弱い。光に近づけないという弱点がある)

ここの見せ方が秀逸で、観ていて面白かった。





4.費用対効果

鑑賞料金¥2,000に対して費用対効果は、、、


¥1,600


上映時間は約1時間半だが、体感1時間くらいだった。それくらい飽きないホラー演出がぎっしり詰まっていたし、分かりやすいストーリーだったので最高に好印象だった。





5.まとめ

闇を使って色んな角度から怖がらせてくる。

感情移入できるキャラクターに分かりやすいストーリー、震え上がるホラー演出の連続に眠気も忘れて魅いってしまう。全年齢全性別の人にオススメしたい!(とはいってもこの映画PG12だったわ…)