1920年代 私が一番気になる時代
この時代は世界中が 新しいものと古いものが織りあって、模索の中に生まれてきた独特の文化がある。
アメリカ ジャスと禁酒法
アルカポネに代表されるマフィア暗黒時代は、たくさんの映画から空気を感じ取れる。
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ダイアンレインの衣装といい、時のキャバレー『コットンクラブ』に集まる紳士淑女のファッションとマフィアに買われる女のファッションは、どちらも美しい。私は以前このコットンクラブをイメージしたパーティーを『モブナイト』と称して、いろんな国籍の仲間たちで開催したことがある。外国人の男の子たちは、久々の正装に喜んでいたし、私もここぞとばかりのロングドレスを着て、淑女側よりダイアンレイン側を意識したいでたちで盛り上がった。
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↑アルマーニの衣装を身にまとった登場人物のファッションは
ちょいワルオヤジをめざすオトナの男は必見かも!
そんなアメリカだけは1920年を代表する国ではなく
エコールドパリ ※と呼ばれる芸術文化が
パリでは賑わっていた。
以前書いたことのあるhttp://ameblo.jp/rororo163/entry-10007893219.html
モデディアーニをはじめ
マリーローランサンなど数々の自由なアートが古い枠から逸脱していく時代でもあった。
※「パリ派」の意味で、20世紀前半、各地からパリに集まり、ボヘミアン的な生活をしていた画家たちのこと。出身国も画風も多様で流派や画派には所属しない文化ムーブメント
これに関わっている日本人画家 レオナルドフジタこと 藤田嗣治 http://www.momat.go.jp/Honkan/Foujita/index.html
の存在を忘れるわけにもいかない。
そしてそして
ジャンコクトー
レイモン ラディゲ
に代表される パリの詩人・作家たち
この美しくも儚く薄汚れている独特の雰囲気が
パリには満ち溢れていたようだ。
そしてなんと日本人で
この時代をこよなく愛する作家が存在していた
三島由紀夫
- 三島 由紀夫, 鹿島 茂
- 三島由紀夫のフランス文学講座
三島文学に傾倒していた20代前半。
Rumi Commonさんの日記で久々に三島熱に火がついた。
彼の文学をすべて読破したわけではなかったので、新しい彼のフランス文学批評本を読んで
思わず
ぎょっとした。
私の趣向やら感覚は知らず知らずに、三島由紀夫に影響されていたんだっ!!
編集にあたったフランス文学者の鹿島茂氏http://homepage3.nifty.com/cassima/
に感謝の気持ちでいっぱいだ。
『三島由紀夫が、別々の時期にさまざまなところで書き散らしたフランス文学論を、作家別、テーマ別に並び替えてみると、いかに三島がフランス文学から大きな影響を受け、それを自らの文学の糧としていたかが手に取るようにわかってくる』
と編者あとがきにあるけれども、編者自体が読みたい、知りたいという気持ちが功を奏した本に仕上がっていると思う。
この本の中でまず最初に引き寄せられた箇所として
1925年生まれの彼が1920年代の憧れと抱く感覚を語る部分。
『狂った年輪にあらわれる1920年代は、私自身が体験しなかった時代でもあるにかかわらず、文学を通して憧れた時代であるだけに、画面のひとつひとつにえもいわれぬ親しみを感じさせられた。』と
1960年のフランス映画を観た感想の中にある言葉で、ふーーっと親近感を覚えてしまった。
この感覚は彼の文学の至るところで、感じ取れると思う。
とにかく
1920年代は
今でも
さまざまなシーンで
生き続けている
強烈な時代であるということを
再認識した。
そして
私自身
1920年代が
永遠の憧れであり、私のDNAに組み込まれている何かが
この時代を何かのサインとして
私に投げかけているような気がしてならない。
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