アダルトチルドレンの脳科学的な弱み | アダルトチルドレン~いつか本当に籠の外へ~

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アダルトチルドレンになるまで、そしてアダルトチルドレンがゆえに生き辛いと思ってきたこと、
今がんばっていること、できるようになったことをたくさん書いていこうと思います。

このところ再読している、

『自己を知る脳・他者を理解する脳』

において、

『社会脳』

について理解を深める中で、

アダルトチルドレンの生き辛さを、脳科学で説明するとどうなるかが、少しずつ分かってきたので、まとめておきたいと思います。

まず、カウンセリングとかに通っても、なかなか生き辛さが解消されないのは、

自己の感情に気づく

だけではダメで、ゴールを、

社会(他者との関わり)の中で生きていく

を大前提とし、

その中で、生き辛さを緩和していく

としなければ、いつまでたっても

堂々巡り

となってしまうということです。

それで、脳科学的には、どの様な部分が機能不全かというと、

■心の理論に関連

・後部上側頭回
・側頭極
・内側前頭前野

■メタ認知(第三者視点の取得)

・内側前頭前野

■過去や未来の想像、幸せという感覚

・楔前部

■正答のない意思決定

・内側前頭前頭
・吻側前頭前皮質
・後部帯状回
・上側頭回

■高次の自己意識情動
  (羞恥心・プライド・罪悪感)

・前部帯状回(誤差の検出)
・内側前頭前野(心の理論)
・島皮質前部(自己意識情動)
   ※島皮質は、全体を捉えるという役割も持つ。

今読んだところでは、このような部分が機能不全だと思われます。

何度も出てくる内側前頭前野や帯状回は、キーポイントだと思われます。

先天的に機能不全でなければ、何故機能不全となってしまったかというと、

他者と良好な関わりを築くために、自分で考え、納得できる答えを出し、それを実行できるという自由な環境がなかったこと

だと思います。

最後の罪悪感については、?と思われる方もいると思いますが、これについては、

罪だと思っている元のルールが、

一般的(社会)のルールに基づいている

のではなく、

親や家族のルールに基づいている

場合、これは一般的には罪ではなく、

例えば、自分だけ自由に遊ぶのは罪悪感を感じるという場合、

周りは自由に遊んでいるのなら、それは一般的には罪ではないのであって、

そういうことにとらわれ過ぎるあまり、社会(他者との関わり)に乏しく、

社会のルールに基づいた自己意識情動が獲得されていないために、

例えば、会社で周りと上手くコミュニケーションが取れないという生き辛さを抱えてしまうのではないかと思います。

これを踏まえて、どうしたら良いか?ということですが、これには、

他者との関わり

以外に答えはないと思います。

ただ、他者といっても誰でも良いのではなくて、例えば、発達障がいの方への療育的な関わりのような、機能のサポートができる存在が必要です。


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