最近、テレビで賑わっている、音楽会のゴーストライター使用問題に思うこと。
一番ガッカリというか、呆れたのは、NHKが以前、佐村河内守氏の特集を放送していたということです。
ドキュメンタリーを制作する人って、誰よりも人を見ている筈なのに、
どうして彼が失聴ではないと気付かなかったんだろう・・・。
いや、何かおかしいと気付きつつも、予め決めた番組の主旨に添った部分だけを切り取って放送してしまったのでしょうか?
そうだとすると、すごい力ですね。編集という作業は。
最近のデジタル化で、編集作業は、キレイに、素早くできるようになったので、
悪くいくと、作り手の都合の良いように、キレイに、素早くできるようにもなったということが言えるということでしょうか?
そういう風に思うと、テレビで一般的に信じられそうなのは、
・ニュース番組(特集を除く)
・国会中継(の生中継)
・スポーツ番組(の生中継)
・クイズ番組(の問題の答え)
・料理番組(材料の分量)
こういう類いでしょうか?
少なくとも、映像や言葉の事実の部分や、普遍的なものは大丈夫だとすると、
大抵の部分は、そうではないということなので、急にテレビがつまらなくなりました。
テレビだけでなく、書籍なども、売り上げのために、編集者側が作り手側に、ある部分だけをクローズアップして書くように指示していることもあるかも知れないしな~とも思います。
そういえば、テレビ番組で、衝撃映像とか、タレントの私生活を告白的な番組があり、
雑談で必ず、前日のそういう番組を話題に持ち出す人がいるのですが・・・。
ちなみに、その人は、説明の仕方がうまいので、テレビの映像を、まるで講釈師のように、自分が見てきたように、リアルに説明できるのです。
しかし、そもそもその番組自体が、編集者によって切り貼りされたものだと思いながら聞くと、
そういうことにしか興味のないその人自身が、何だかつまらない人だなぁと思うし、
今までのように、その人の話を聞いて、本当にビックリしたりするリアクションを取るのが、しんどくなりそうな気がしてきました。