何だか、東北大学加齢医学研究所の川島隆太教授に喧嘩を売るようなタイトルになってしまいましたが・・・
てへっ(≧▽≦)
任天堂3DSの鬼トレ
毎日続けていて思うのですが、
やっぱり効果あります。
効果があるのは、大脳の前頭前野の
ワーキングメモリ
の働きで、パソコンでいうと主記憶装置(メインメモリ(MM))の役割を担っているところです。
主記憶装置というと、電源を切ると、保持していたデータが全て消えてしまうのですが、
つまり、何かを処理している最中だけ、その時々で必要なデータや計算結果を記憶しておくためのものです。
もう少し詳しくいうと、何度も使用するデータや演算のための式は、普段は補助記憶装置(ハードディスクなど)に格納されているのですが、
毎回処理する度に、補助記憶装置からデータなどを持ってくると時間が掛かる(パソコンの処理速度が遅くなる)ので、
よく使うものは、主記憶装置に置いて、効率よく動作する仕組みになっています。
パソコンは、主記憶装置の他にも、キャッシュメモリという、主記憶装置よりも速く処理できる記憶装置も使って動作しています。
パソコンの話はこれくらいにして、
脳の場合でいうと、ワーキングメモリというのは、例えば、
・今、何について話をしているか?
・複数の事象を効率よく処理出来るように、素早く計画を立てる
という場合に使用します。
補助記憶装置なるものは、大脳辺縁系の海馬と呼ばれる部分にあたります。
いちいち、脳の内側に格納されているところから、今まで蓄積した情報や知識を引っ張ってくるのではなく、
推論や学習を司る場所と同じ、前頭前野の中のワーキングメモリという領域に、一時的に保存しておく方が、すぐに必要な情報を取り出せて、効率が良いのです。
脳の発達(シナプスの再編や軸索の髄鞘化)は、10才位までに爆発的に起こりますが、
軸索の髄鞘化は、50才くらいまで続くとされているので、
鬼トレを大人になってから取り組んでも効果があるのは、そういうことだと思います。
ただ、鬼トレにも弱点があります。
人間同士、感情の言葉を用いて会話するのは、鬼トレでワーキングメモリを鍛えるだけでは不十分だと思います。
何故ならば、鬼トレのトレーニング内容はは、論理的な要素でできているからです。
一般的に、緩急やメリハリがあると、物事が上手く進むように、
仕事でも、ご近所付き合いでも、人との対話には、論理的に説得するだけでなく、
相手との間合いを図ったり、その上で、どのような話し方で、相手に自分の思いを伝えるか?
が出来るようになるには、会話の中で感情語が使えたり、相手がどういう人かを理解する必要があります。
この、感情語を用いてワーキングメモリを鍛えるのに、一番良いと思われる方法は・・・
井戸端会議(雑談)
そう、おばちゃんや、ちょっと奥さ~んが得意のアレです。
比較的、理性面が強い男性からすると、
「しかし、ウチの嫁は、ど~でも良い話ばっかり、よ~喋るな~」
と感心?される方が多いのではないかと思います。自分もそうでした。
しかし、あの内容って、その時々で関連づけが出来ていて、その繋がりを元に、少しずつ話が転換されているのです。
「~と言えば、最近○○があったわよね~。」
「怖いわ~」(ハモる)
そして、ちゃんと自分がどう思っているかもその場で伝えています。
ということで、ワーキングメモリを鍛えるには、これらを両方とも取り組むことで、より能力が発揮できるのではないかと思われます。